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アクアライン Research Memo(2):主力の水まわり緊急修理事業を全国展開。広告メディア事業をM&Aで取得

2021/6/7 15:02 FISCO
*15:02JST アクアライン Research Memo(2):主力の水まわり緊急修理事業を全国展開。広告メディア事業をM&Aで取得 ■会社概要 1. 会社概要 アクアライン<6173>は、1994年に広島で創業された水まわり緊急修理サービスを中心とする会社である。生活に欠かすことのできない「水」をテーマに、住環境の充実、生活の質の向上に貢献し、ステークホルダー(消費者、従業員、取引先、株主・投資家、社会)にとっての「FIRST BEST」であることを目指している。水まわり緊急修理業界は家屋の築年数経過などを背景に成長しており、同社は全国展開大手3社の一角を占める。“職人のIT武装(生産性)”事業コンセプトのもと、既存の水道工事業者に対して様々な差別化を行い、サービスレベルを高めた。当初はエリア別の子会社を競わせる方式で全国展開したが、2008年にスケールメリットを生かすために子会社を吸収合併し、本社機能を東京に移した。「水」に関連したミネラルウォーターの販売及びウォーターディスペンサー取扱事業(ミネラルウォーター事業)、業界特性が類似するパーソナルジム事業(ヘルスケア事業)も手掛けている。また、新規事業として生活お助けサービス(鍵の紛失・修理、ハウスクリーニング、リフォーム、PC修理等)を総合的に実施する体制を整え、事業領域の拡大に臨んでいる。2015年8月に業界初の上場(東京証券取引所マザーズ市場)を果たした。2020年3月には、インターネット広告及び生活メディア運営を行うEPARKレスキューを連結子会社化し、広告メディア事業により成長を加速するビジョンを描いている。 2. 事業内容 主力の事業は「水まわり緊急修理サービス事業」であり、全社売上高の87.0%を占める。「水道屋本舗」の屋号で、「水まわりの緊急トラブル・修理」はもちろん「水まわりの製品・関連商品の買い替え」や「水まわりのリフォーム・修繕工事」も手掛ける。新規に手掛ける顧客資産を活用した事業もこのセグメントに入る。「広告メディア事業」は、2020年3月末に株式を51%取得し子会社化したEPARKレスキューの事業である。事業内容は、生活救急サービスのポータルサイト「EPARKくらしのレスキュー」の運営と、店舗・施設向けホームページサービス「ローカルプレイス」の広告販売(生活救急領域のみ)である。「ミネラルウォーター事業」は、「水」に関連して多角化したもので、ミネラルウォーターの販売及びウォーターディスペンサーの取り扱いを行っている。全社売上高の9.7%であり柱の1つとなっている。「フィットネス事業」では渋谷と虎ノ門でパーソナルトレーニングジムを運営している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《AS》
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水道職人コンサル等の水まわりサービス支援事業、自社製ミネラルウォーターの販売等を行うミネラルウォーター事業が柱。広告メディア事業も手掛ける。水まわりサービス支援事業では加盟店支援体制の強化を図る。 記:2024/10/26