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今週のマーケット展望「地合い好転 戻り継続か」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2021/5/31 10:04 FISCO
*10:04JST 今週のマーケット展望「地合い好転 戻り継続か」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 先週は日経平均が600円高で週を終えましたね!今朝はさすがに利確売りも出ていますが、良い地合いはつづくのでしょうか。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、5月31日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは『先週末の日経平均600円高は少々やり過ぎの感があるとしても、相場の地合いはだいぶ良くなった』と言及。 『日経平均の日足ローソク足を見ると陽線が連続して並んでいる。先高観の表れであろう。好地合いのなか、今週の日本株相場は戻りを試す展開が見込まれる。大きな背景は、1.遅れていたワクチン接種がようやく前進し始めたこと、2.東京や大阪で感染者数のピークアウトの兆しが見え始めたことだ』と説明しています。 また、『5月31日に期限を迎える予定だった東京や大阪などへの緊急事態宣言は6月20日まで再延長される』としながらも、『しかし、一方では百貨店など大型商業施設への休業要請を緩和する動きも見られる。緊急事態宣言は相場の悪材料にはならないだろう』とみているようです。 さらに、『インフレ懸念も後退している。前週末に発表された4月のPCEコアデフレーターは前年同月比3.1%上昇し市場予想を上回ったが、長期金利は落ち着いた動きだった』とも解説しています。 一方で、『今週は月末月初週で重要指標の発表が目白押し』として、『31日に4月鉱工業生産、中国5月製造業PMI、6月1日に、中国5月財新製造業PMI、米5月ISM製造業景況指数、2日に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、3日に米5月ADP雇用リポート、米5月ISM非製造業景況指数、4日に米5月雇用統計』と伝えています。また、『もともとぶれやすいNFPは前月の反動もあって上振れする可能性が高いので警戒したい』と示唆しています。 また、『日経平均の一目均衡表の雲は31日に<ねじれ>を迎える』と広木さん。 『雲の<ねじれ>は相場の転換点になる。前回はその雲のねじれの隙間から下方に急落した。今度はその間隙を縫って上に抜けるか?それともここまで連騰で戻してきた上昇基調が転換するのか。どちらのシナリオもあり得るので両論併記としておく』としています。 最後に、『今週の予想レンジは2万8800円〜2万9500円』としました。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》