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メディネット---2Q減収なるも、事業拡大に向けた取り組み及び収益構造の改善に注力

2021/5/13 11:39 FISCO
*11:39JST メディネット---2Q減収なるも、事業拡大に向けた取り組み及び収益構造の改善に注力 メディネット<2370>は12日、2021年9月期第2四半期(20年10月-21年3月)決算を発表した。売上高が前年同期比45.7%減の2.74億円、営業損失が5.45億円(前年同期は3.72億円の損失)、経常損失が5.36億円(同3.60億円の損失)、四半期純損失が5.09億円(同3.62億円の損失)となった。 新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めるとともに収益構造の改善に注力している。 細胞加工業の売上高は前年同期比45.7%減の2.74億円となり、売上高の減少等による売上総利益の減少等により、セグメント損失は0.90億円(前年同期は0.79億円の利益)となった。細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」「バリューチェーン事業」「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開している。当第2四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、細胞加工売上は前年同期と比べ大幅に減少した。 再生医療等製品事業の売上高は前年同期比84.1%減の0.00億円、セグメント損失は2.01億円(前年同期は1.95億円の損失)となった。再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っている。 当第2四半期累計期間の研究活動については、2020年12月にがんを対象とした免疫細胞治療において、国内最大級の臨床実績を有する医療法人社団滉志会との間で、免疫細胞投与前後で種々の免疫パラメーターがどのように変化するかを検討する共同研究契約を締結した。同社は、当該共同研究で得られたがん予防、感染症予防、健康長寿に関する評価指標を活用し、先制医療における免疫細胞治療の有用性の確立に向けて研究を進めるとしている。 2021年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.4%増の8.10億円、営業損失が17.75億円、経常損失が17.62億円、当期純損失が17.68億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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医療機関向けに特定細胞を製造。臨床用・治験用細胞の受託加工も。東京医科歯科大学と新規免疫療法に関する共同研究契約を締結。受託料の価格改定等でCDMO事業は増収。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/03/04