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新興市場銘柄ダイジェスト:オキサイドは大幅に続伸、QDレーザが大幅反発

2021/4/13 16:40 FISCO
*16:40JST 新興市場銘柄ダイジェスト:オキサイドは大幅に続伸、QDレーザが大幅反発 <6255> NPC 708 -47 大幅反落。21年8月期の営業利益を従来予想の3.27億円から5.15億円に上方修正している。上半期における原価低減の効果が通期でも寄与するほか、旅費交通費、研究開発費を中心とした販売管理費の減少が背景。ただ、売上高については、太陽電池製造装置及びパネル解体装置で客先プロジェクトの遅れがあり、見通しを若干引き下げている。また、上方修正後でも、上半期実績から逆算した下半期の営業利益計画は0.98億円と前年同期比で86.3%減の大幅減益見通し。今後の業績鈍化が嫌気されて売り優勢となっている。 <6034> MRT 1247 +33 大幅反発。東京都八王子市から新型コロナウイルスワクチン接種の委託を受けている医療機関の医療人材確保に向け、支援を開始したと発表している。医療人材の紹介・採用管理サービスの「Re:ray」を活用する。今後、新型コロナのワクチン接種にとどまらず、地域医療機関で求められている継続的な診療体制構築に向け、医療人材インフラとしての役割を担うとしている。 <6613> QDレーザ 1431 +250 大幅反発。SMBC日興証券が投資評価「1」、目標株価1750円で新規にカバレッジを開始している。前日終値は1181円。同証券は「半導体レーザ、光学設計技術を背景に製品化された同社アイウェアの拡販本格化により黒字化への確度は高まってきている」などと判断。その上で「これまでのスマートグラス等とは一線を画す特徴的なアイウェアにより弱視患者のQOLの改善に寄与する企業」との見方を示している。 <6312> フロイント 786 +11 大幅に反発。21年2月期の営業利益を従来予想の10.00億円から11.40億円(前期実績5.58億円)に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大で機械部門の輸出案件で一部に出荷の遅れが発生するなどし、売上高は従来予想の178.00億円から167.60億円(同167.72億円)に引き下げたものの、経費削減や補助金収入、保険金収入などで利益が押し上げられる見通しとなった。 <3542> VEGA 1951 +165 大幅に反発。3月の売上高(LOWYA事業)が前年同月比26.1%増の19.88億円になったと発表している。うち旗艦店は60.0%増の10.35億円。20年4月-21年3月を合算すると、累計売上高は190.10億円となる。21年3月期の業績予想では売上高は180.00億-200.00億円となっており、会社計画の範囲内での売上達成が確実になったとの見方から買いが入っているようだ。 <6521> オキサイド 6740 +640 大幅に続伸。22年2月期の営業利益予想を前期比13.7%増の4.16億円と発表している。半導体事業で製品の新規販売や販売済製品のメンテナンスなどが伸びるほか、ヘルスケア事業で大手ユーザーでのシェアアップが増益に寄与する見通し。21年2月期の営業利益は197.4%増の3.65億円で着地した。半導体装置メーカーなどからの製品引き合いや受注状況が増勢となり、利益が大幅に拡大した。 《ST》
関連銘柄 6件
3542 東証グロース
716
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 7,639百万円
家具・インテリア用品のオンライン通販サイト「LOWYA」の運営を行う。卸売りや直営店の展開、越境ECプラットフォーム事業等も。無借金経営。LOWYAは旗艦店会員数、エンゲージメントアカウント数が順調増。 記:2024/06/07
6034 東証グロース
742
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 4,243百万円
医療人材紹介サイトを運営。オンライン診療サービスも手掛ける。東大医学部付属病院の互助組織が法人化して誕生。医師目線によるサービス提供が強み。グループ会社がインドネシアでスマート在宅医療の実証実験を開始。 記:2024/10/22
6255 東証グロース
922
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 20,332百万円
太陽電池製造装置メーカー。各種FA装置や真空断熱パネル封止装置、パネル解体装置や植物工場等の環境関連事業も。米ファーストソーラー社向け消耗品、予備部品等は販売順調。26.8期売上高120億円目指す。 記:2024/06/11
6312 東証スタンダード
700
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,880百万円
粉粒体機械装置、搬送・プロセス装置等の製造・販売を行う機械部門が主力。医薬品添加剤、栄養補助食品等も手掛ける。東和薬品など製薬会社が主要取引先。機械部門は受注残高高水準。27.2期営業利益16億円目標。 記:2024/10/29
6521 東証グロース
1,463
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 16,206百万円
光学製品メーカー。光学単結晶や光部品、レーザ光源、光学測定装置を製造、販売する。がん診断のPET装置向けなどに強み。海外会社買収で宇宙・防衛、美容、エネルギー分野も。半導体検査装置やPET向け等が好調。 記:2024/10/31
6613 東証グロース
328
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 13,698百万円
量子ドットレーザやDFBレーザなどのレーザデバイス事業が主力。光通信用量子ドットレーザの量産化に世界で初めて成功。レーザアイウェア事業も展開。バイオ検査用多波長モジュールなど高付加価値製品の投入図る。 記:2024/07/28