トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 0:00:59
15,300,019
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
RSテクノ Research Memo(9):4ヶ年の中期経営計画を発表、年平均成長率で2ケタ成長を目指す(2)
2021/3/30 15:59
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*15:59JST RSテクノ Research Memo(9):4ヶ年の中期経営計画を発表、年平均成長率で2ケタ成長を目指す(2) ■今後の見通し (3) 第3の収益柱として半導体製造装置用消耗部材の成長に注力 RS Technologies<
3445
>は、ウェーハ再生事業、プライムシリコンウェーハ製造販売事業に続く第3の収益柱を育成すべく、子会社のDG Technologiesで展開している半導体製造装置用消耗部材に注力していく方針を明らかにしている。具体的には、半導体製造装置でシリコンウェーハを固定するための石英リングやシリコン電極などの消耗部材の売上成長を目指している。同消耗部材の年間市場規模は約1,500億円と同社では推計しており、現在1ケタ前半の市場シェアを将来的に10%まで引き上げていく目標を立てている。競合は国内・台湾・中国に数社あるが、同社は品質や技術力で強みを持つ。従来、コスト競争力が課題であったが、3年ほど前から材料コスト低減のため、中国からシリコンの調達を開始したほか、2020年にはグループの中国子会社が製造するシリコンの採用を開始している。2021年以降はグループ内調達率をさらに引き上げることで一段のコスト低減を進める方針となっている。生産面でも2020年に茨城工場で人員配置や生産工程の最適化を行い生産能力の拡大を図ったが、足元は半導体市場の活況を背景に能力を上回る受注が続いており、2021年も約12億円をかけて能力増強投資を行う計画となっている。 顧客は国内外の大手半導体製造装置メーカーや半導体メーカーとなる。将来的には茨城工場をマザー工場として中国にも製造拠点を展開し、コスト競争力を強化して市場シェアを拡大していく戦略だ。シェア10%を獲得できれば売上規模で150億円となり、収益にも大きく貢献することが見込まれる。 (4) 今後の事業領域及び販売地域の展開 同社は長期的な戦略として、事業領域と販売地域の拡大を進めていく方針としている。現在新規展開を予定しているものとして、中国で生産しているプライムウェーハの中国以外の地域への販売が挙げられる。当面は中国向けの需要だけで手一杯であるため長期的な戦略となるが、日米欧市場への輸出も視野に入れている。また、商社機能として半導体・電子部品、消耗材などの販売を日本と中国で展開しているが、今後、欧米市場での販売展開も進めていく予定にしている。そのほか、M&Aについても半導体ウェーハ周辺領域においてシナジーが見込める案件であれば、国内外問わず前向きに検討していく方針だ。 同社は12インチ再生ウェーハで世界シェア約33%(同社推計)とトップの地位を確立し、世界の大手半導体メーカーを顧客として既に持っていることから、シナジーを創出しやすい立ち位置にあると思われる。半導体産業は好不況の波が大きく、短期的に業績が悪化するリスクもあるが、中長期的な視点で見れば、高シェアを持つウェーハ再生事業を収益基盤とし、プライムシリコンウェーハ製造販売事業に関しては中国半導体産業の成長を追い風に事業を拡大しながら、半導体製造装置用消耗部材等の第3の柱を育成することで収益成長を加速していくという同社の戦略の実現性は十分あると弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
関連銘柄 1件
3445 東証プライム
RS Technologies
3,410
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 89,946百万円
シリコンウェーハ再生事業、プライムシリコンウェーハ製造販売事業、半導体関連装置・部材等を手掛ける。再生ウェーハで世界トップシェア。半導体関連装置・部材等では営業活動の強化により、新規市場開拓を図る。 記:2024/10/05
関連記事
3/30 15:58 FISCO
RSテクノ Research Memo(8):4ヶ年の中期経営計画を発表、年平均成長率で2ケタ成長を目指す(1)
3/30 15:57 FISCO
RSテクノ Research Memo(7):中国プライムウェーハ新工場の生産拡大で、2021年12月期は増収増益見通し
3/30 15:56 FISCO
RSテクノ Research Memo(6):半導体関連装置・部材等事業は製造装置向け消耗部材が大きく伸長
3/30 15:55 FISCO
RSテクノ Research Memo(5):2020年12月期業績は工場移転の影響で減益となるも、会社計画は上回る
3/30 15:54 FISCO
RSテクノ Research Memo(4):ウェーハ再生事業は12インチで業界シェア約33%とトップ