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LTS Research Memo(2):企業のデジタル活用サービス支援やビジネスプロセスマネジメントを行う

2021/3/23 15:02 FISCO
*15:02JST LTS Research Memo(2):企業のデジタル活用サービス支援やビジネスプロセスマネジメントを行う ■会社概要 1. 会社沿革 エル・ティー・エス<6560>は2002年に設立されたコンサルティングファームで、代表取締役社長の樺島弘明(かばしまひろあき)氏を中心にITベンチャー企業で出会ったメンバー5名で設立された。設立から5~6年は営業ネットワークも乏しかったため、顧客開拓については大手外資系企業からの紹介に加えて、大手企業のCIO(最高情報責任者)経験者を顧問として招聘し、その人脈を活用することで獲得していった。事業規模を一段と拡大するきっかけとなったのは、2011年に(一社)日本情報システム・ユーザー協会※に加盟してからとなる。同協会において、同社は経営とITをテーマとした様々な調査・研究活動に携わることでコンサルティングサービスの品質を磨き、各会員企業のCIO/CTO(最高技術責任者)とのネットワークを構築するなかで、顧客の獲得も進めていくことになる。 ※産業活動におけるITの高度利用(経営革新を含む)に関する調査及び研究、普及啓発及び指導、情報の収集及び提供等を行うことにより、IT利活用の向上を促進し、産業経済の発展に寄与することを目的に1962年に設立された。2021年3月1日現在の法人会員数の加盟企業は4,358社(準会員含む)。 2008年には、企業変革プロジェクトを推進するコア人財を紹介・提供する連結子会社として、キープライド(株)(現アサインナビ)を設立し、コンサルティング以外の事業にも展開していくことになる。同子会社で2014年より企業やフリーランスとして活躍するITエンジニアと、IT人材を探す企業とのマッチングをWeb上で行うプラットフォームサービス「アサインナビ」を開始したほか、2016年にはITコンサルタント向け案件紹介サービス「Consultant job(以下、コンサルタントジョブ)」や、IT業界に特化したM&A支援サービス、「アサインナビ」の個人会員向けにデータアナリスト育成支援サービスの提供を開始している。 2017年12月には東証マザーズ市場に株式を上場し(2020年7月に東証第1部に市場変更)、上場で得た資金を活用して事業拡大のための人財投資、M&Aなどを積極化している。M&Aでは、2019年9月にソフトウェア開発を行うワクトを子会社化したのに続き、2020年1月にはIoTの事業化支援コンサルティングを行うイオトイジャパン、同年12月にはITシステム開発・保守・運用を行うソフテックを相次いで子会社化した。また、2019年7月にはベトナム最大手のICT企業FPT Corporationのグループ企業であるFPTジャパンホールディングス(株)と合弁で、FPTコンサルティングジャパン(株)を設立している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
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DX支援など大企業向けサービス中心のプロフェッショナルサービス事業が主力。ITビジネスマッチングサービス「アサインナビ」等も。アジャイル開発支援サービスの提供を本格化。アサインナビは順調に成長続く。 記:2024/08/10