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スペースバリューHD Research Memo(3):システム建築事業がコア。事業間シナジーで「空間価値」を創造(2)

2021/2/1 16:13 FISCO
*16:13JST スペースバリューHD Research Memo(3):システム建築事業がコア。事業間シナジーで「空間価値」を創造(2) ■会社概要 3. 沿革 スペースバリューホールディングス<1448>は、2018年10月に日成ビルド工業による単独株式移転により持株会社として設立された。したがって、同社の起源は、日成ビルド工業が設立された1961年7月にまでさかのぼる。日成ビルド工業は現本社所在地の金沢市において、組立式ガレージの製造、販売を目的として設立された。その後は、ハウス事業本部(1968年)、住宅事業本部(1974年)、建材事業本部(1980年)、立駐事業本部(1988年)、建築リース事業本部(1993年)の設置など事業基盤の拡充や変革を図りながら、全国各地への生産拠点の展開などにより事業を拡大してきた。その間、1978年に大阪証券取引所市場第2部に株式上場すると、1996年10月には東京証券取引所市場第1部に株式上場を果たした。 2011年3月に発生した「東日本大震災」では、応急仮設住宅などの建設に取り組み、被災地の復旧・復興に貢献した。2012年頃からは、戦略的M&A等により事業領域の拡充にも取り組んできた。2012年9月に小澤建設(現 NB建設北関東)、2013年2月に相鉄建設(現 NB建設)、2013年3月に東和工建(現 NBパーキング)の全株式を取得し子会社化したほか、2013年9月に(株)NBファシリティーズ(2017年1月にNBマネジメントへ統合)、2013年12月にNBインベストメント、2015年4月に(株)ジー・エフ・エム(現 NBマネジメント)を設立し、土地活用から建築、運用、保守・メンテナンスまでの空間価値創造に向けた体制を作り上げた。その後も、2016年4月にコマツハウス(現 システムハウスアールアンドシー)、2018年7月にはアーバン・スタッフの子会社化により、更なる事業基盤の強化を図っている。 海外展開については、経済成長の著しい東南アジア市場への進出を図ってきた。2013年1月に本格的な進出拠点としてシンガポールに子会社「NISSEI BUILD ASIA PTE. LTD.」を設立した。2013年7月にはタイでシステム建築及び立体駐車場事業を展開するための子会社「SPACE VALUE(THAILAND) CO.,LTD.」を設立すると、2017年8月にはシンガポールにおいて駐車場運営・管理事業を展開する「P-PARKING INTERNATIONAL PTE LTD」の株式を取得し子会社とするなど、シンガポール子会社「NISSEI BUILD ASIA PTE. LTD.」「P-PARKING INTERNATIONAL PTE LTD」及びタイ子会社「SPACE VALUE (THAILAND) CO.,LTD.」を中心とした事業基盤の構築を図っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《EY》
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プレハブや立体駐車場の日成ビルド工業を中核とする持株会社。建築・土木工事や不動産開発も。22.3期上期はプレハブ建築が堅調で黒字に。今年1月に投資ファンドによるTOB(1株1150円)成立し、上場廃止へ。 記:2022/01/14