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平和不動産リート投資法人---運用資産の稼働率のうちオフィス稼働率は比較的安定的に推移、1口当たり分配金は向上

2021/1/21 13:54 FISCO
*13:54JST 平和不動産リート投資法人---運用資産の稼働率のうちオフィス稼働率は比較的安定的に推移、1口当たり分配金は向上 平和不動産リート投資法人<8966>は20日、2020年11月期(20年6月-11月)決算を発表した。営業収益が前期比7.3%増の70.72億円、営業利益が同14.7%増の36.77億円、経常利益が同17.5%増の32.76億円、当期純利益が同17.5%増の32.75億円となった。なお、1口当たり分配金(利益超過分配金は含まない)は2,680円となった。 外部成長としては、ポートフォリオの収益性の改善及び質の向上を目的とし、20年9月30日付でレジデンス1物件を取得し、2020年8月5日付でレジデンス1物件を売却した。この結果、当期末時点での運用資産は、オフィス32物件(取得価格の合計:784.21億円)、レジデンス75物件(取得価格の合計:996.05億円)の合計107物件(取得価格の合計:1,780.26億円)となっている。 内部成長としては、従来から稼働率の維持向上に注力することにより、収益の向上に努めてきたが、当期においても、空室期間の短縮化に努めたテナントリーシング活動及びテナントニーズや物件毎の特性を踏まえた計画的なバリューアップ投資に取り組んだ。この結果、全運用資産合計の稼働率は、当期末時点で97.9%となり、期中月末平均稼働率は96.1%となった。オフィスの稼働率は期中において比較的安定的に推移し、レジデンスの稼働率は新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり4月以降稼働率が下降し、8月には93.6%まで低下したが、11月には97.8%まで回復した。 2021年5月期の運用状況の予想については、営業収益が前期比5.5%減の66.79億円、営業利益が同11.4%減の32.59億円、経常利益が同12.4%減の28.70億円、当期純利益が同12.4%減の28.69億円と予想している。なお、1口当たり分配金(利益超過分配金は含まない)は2,800円を予想している。 《ST》