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城南進研 Research Memo(2):東京・神奈川を地盤とする総合教育ソリューション企業

2021/1/19 15:12 FISCO
*15:12JST 城南進研 Research Memo(2):東京・神奈川を地盤とする総合教育ソリューション企業 ■事業概要 城南進学研究社<4720>は1961年、大学受験・高校補習のための総合予備校として「城南予備校」を川崎市内に設立したことからスタートし、その後は個別指導塾や乳幼児教育等に領域を拡大、2013年以降はM&Aにより各種教育サービス、保育園事業を展開する企業をグループ化しながら、総合教育ソリューション企業として事業展開を進めてきた。基幹事業であった「城南予備校」については、市場環境の変化による生徒数減少により2020年3月末でサービスを終了しており、2016年3月期以降の部門別売上構成比も大きく変化している。2016年3月期は全体の12.2%であった映像授業部門が2021年3月期第2四半期累計では29.5%に、同様に7.8%であったデジタル教材・児童教育部門が28.1%にそれぞれ上昇しており、予備校部門に替わる主力部門に育っている。 現在の主なサービス内容について見ると、同社において個別指導塾「城南コベッツ」を直営・フランチャイズ(FC)展開しているほか、映像授業専門の「河合塾マナビス」のフランチャイジーとして展開している。また、2018年より「城南予備校」に替わる新業態としてプロの予備校講師とAI教材を組み合わせた個別指導塾「城南予備校DUO」(1人の講師に対して生徒は最大10名)を直営で開始している。幼児教育分野では、「くぼたのうけん」「ズー・フォニックス・アカデミー」「りんご塾」など複数の教育サービスを展開しているほか、「城南ルミナ保育園」の運営なども行っている。 また、教育ソリューション事業として、ICTを活用したオンライン学習教材の「デキタス」「デキタス・コミュ(演習問題)」を小・中学校や学習塾向け等に販売している。学校の授業を確実に理解していくことを目指して開発されたデジタル教材で、アニメーションを活用した2~5分のコンパクトな映像授業と演習問題により、1日10分から気軽に楽しく学習できるように設計されている。月額料金は小学生が3千円、中学生が4千円となっている。 連結子会社では久ケ原スポーツクラブで乳幼児から社会人を対象としたスイミングスクール等を運営しているほか、(株)城南ナーサリー、(株)フェアリィーで保育園を、(株)リトルランドで乳幼児向け各種教室を運営している。また、英語教育分野では(株)リンゴ・エル・エル・シーでTOEFL®やIELTS対策専門校を、(株)アイベックで企業向けビジネス英語研修や英会話スクールを運営している。また、2020年5月にネイティブ英語環境下での学童保育施設を運営するTresterを子会社化している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《NB》
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4720 東証スタンダード
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時価総額 3,396百万円
関東を中心にAI教材活用の個別指導塾「城南コベッツ」を展開。映像授業教室や幼少教育なども。24.3期上期は個別指導塾が足踏み。だが算数教室やオンライン学習教材が好調。販管費削減も進む。通期黒字復帰を計画。 記:2023/12/12