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クリレスHD Research Memo(6):21年2月期通期も減収・営業損失を計上する見通し。下期では黒字転換見込む

2020/11/6 15:06 FISCO
*15:06JST クリレスHD Research Memo(6):21年2月期通期も減収・営業損失を計上する見通し。下期では黒字転換見込む ■業績見通し 2021年2月期の業績予想についてクリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、7月14日開示の業績予想を据え置き、売上収益を前期比23.9%減の106,000百万円、営業損失を6,200百万円(前期は3,483百万円の利益)、税引前損失を7,000百万円(同3,118百万円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失を6,900百万円(同1,278百万円の利益)と下期での一定の回復を図るものの、減収及び各段階損失の計上を見込んでいる。一方、同社が重視する調整後EBITDAについては、11,000百万円とプラスを確保する見通しである。 通期予想の達成のためには、下期の売上収益73,969百万円、営業利益3,444百万円が必要となる。売上収益については、各カテゴリーで既存店売上高の回復を見込んでいる。特に、10月1日に開始した政府の「GoToイート」キャンペーンが好調なスタートを切っており、一定の業績寄与を想定している。 損益面では、前述のとおり、積極的な不採算店舗の整理などを通じた徹底したコストコントロールにより、下期(半期ベース)での黒字転換を見込んでいる。 弊社アナリストは、コロナ禍の今後の推移には引き続き注意が必要であるものの、現在の状況が継続することを前提とすれば、1)既存店売上高が回復傾向にあること、2)コストコントロールの効果が期待できることに加え、3)下期は年末商戦を迎えることから、業績予想の達成は十分に可能であると見ている。特に、外部環境の影響を受けやすい売上収益については不確実性が残る一方、損益面についてはコスト削減の確実な実施により達成への確率はより高いと評価している。さらに言えば、期末に向けてコスト削減をやり切り、いかに収益体質の強化を図っていくのかが、来期以降の業績回復を占ううえでも重要な判断材料になると注目している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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レストランチェーン。レストランや居酒屋、ベーカリー等に加え、レストランの受託運営も行う。連結店舗数は1128店舗。JA全農と包括業務提携契約を締結。海外はシンガポール等が好調。24.2期3Qは2桁増収。 記:2024/02/02