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ブリッジ Research Memo(1):アウトソーシングサービスは安定成長。With・Afterコロナを見据えた事業

2020/10/5 10:01 FISCO
*10:01JST ブリッジ Research Memo(1):アウトソーシングサービスは安定成長。With・Afterコロナを見据えた事業 ■要約 ブリッジインターナショナル<7039>は、法人営業の問題を解決する1つの手法としてインサイドセールスに注目してサービスを提供している。従来型の訪問営業を非対面の営業活動と分業化させることで営業の効率化・生産性の向上を図るセールス手法であり、プロセスを分業し、属人的となっている営業活動の課題を解決する。 1. 2020年12月期第2四半期業績の概要 2020年12月期第2四半期の業績は売上高1,741百万円、営業利益210百万円、経常利益212百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益144百万円で着地した。なお、顧客の営業活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するコンサルティング子会社ClieXito(株)が事業活動を開始したため、2020年12月期第2四半期より四半期連結財務諸表を作成している。そのため、単純比較はできないが、参考までに単体2019年12月期第2四半期の売上高は1,561百万円、営業利益は209百万円となっている。中長期的な成長投資であるAIサービス「SAIN」の減価償却費負担が重荷となるなかでも、連結決算移行後も売上高営業利益率は12.1%と安定して推移している。 2. 2020年12月期業績の見通し 2020年12月期の業績予想については、売上高3,696百万円(前期比13.3%増)、営業利益424百万円(同10.0%増)、経常利益424百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円(同8.3%増)を見込んでいる※。アウトソーシングサービスにおいては、既存顧客を中心とした安定拡大を計画。また、コンサルティングサービスでは、内製支援パッケージ「ANSWERS」の提供拡大を見込んでおり、約1.5倍の増収を計画。大型AIサービス「SAIN」の本格販売開始により、システムソリューションサービスでのストックビジネスを拡大させる計画である。 ※前期比については、2020年12月期第2四半期から連結決算になっているため、単純比較はできないものの、参考までに前期単体連結との比較をした。 3. 成長戦略 同社の成長戦略としては、BtoB企業向けインサイドセールス支援のリーディングカンパニーとしてのポジションを活用し、潜在的な成長ポテンシャルの確保、成長加速に向けたビジネスモデルの変革及び、海外成長市場の取り組みを図ることを以前より掲げている。新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)によって、ビジネス環境に限らず、日常生活全般がこれまでの姿から大きく変化していくなか、同社も改めて今後の成長方針に関する方向性を示している。インサイドセールスアウトソーシングサービスの安定拡大や新会社ClieXitoによるDX需要の取り込みなど、6つの成長戦略を掲げている。 ■Key Points ・未成熟な国内インサイドセールス市場での大きな成長余地 ・コンサルティング会社ClieXitoによるDX需要の取り込み ・システムソリューションサービスのフローモデルからストックモデルへの転換 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《NB》
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時価総額 6,246百万円
法人向けインサイドセールス支援を展開。顧客はIT系企業が中心。営業DXコンサルや人材育成支援等も。CRM等受託開発は売上好調。研修事業は売上増。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16