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今週のマーケット展望「米国株調整の度合いを見定める展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2020/9/7 10:29 FISCO
*10:29JST 今週のマーケット展望「米国株調整の度合いを見定める展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。先週は、日経平均がコロナ前の水準にまで戻りましたね!ただ、その後の下落が大きく、今週はどうなるのか気になるところですね。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月7日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、今週最大の注目点について『米国株の動向』とし、『米国株の調整の度合いを見極めるまでは積極的に動けない』と言及。 続けて、『米国株はここで踏みとどまることができるか際どいところ。金曜日の取引でナスダックは取引時間中にはもっと安くなる場面があったが終値は25日線をキープしている』と説明し、今週の動向について『これまでも押しても25日線まで止まってきた。ここで切り返すと思うが下に抜けたら調整は深く長くなるだろう』と予想しています。 さらに、『週初はレーバーデーの祝日で休場だから米国株の動きを確認できるのは日本時間で水曜の朝。それまでは小動きの展開か。その後も連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え動きにくい』として、『そうしたなかで週末にはメジャーSQを迎える。波乱に警戒したい』と指摘しています。 また、日本株については『日経平均のレンジの下は一応22,900円としているが23,000円を割り込めば押し目買いでサポートされるだろう』と見解を述べています。 そして、『米国発の高値波乱への警戒はあるが、最後の拠り所はFRBだ』と言及。 『パウエル議長は4日、新型コロナウイルスによる景気回復には時間がかかると指摘して「低金利政策は何年も続く」と述べた。来週のFOMCで低金利を長期に続けるコミットメントをフォワードガイダンスとして示すだろう』として、『市場には織り込み済みだが、実際に追加緩和策としてフォワードガイダンスを正式に決めれば、今の相場では好感されるだろう』と示唆しています。 加えて、『レーバーデー明けから米国議会も再開する。追加景気対策について両党歩み寄りのニュースなどが出れば相場の押し上げ要因になる』と考察しています。 最後に、今週の予想レンジは『22,900円~23,500円とする』と予想しています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《HH》