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GTS Research Memo(2):北海道大学発のバイオベンチャーで、日本のバイオシミラー開発の先駆者

2020/8/7 15:12 FISCO
*15:12JST GTS Research Memo(2):北海道大学発のバイオベンチャーで、日本のバイオシミラー開発の先駆者 ■会社概要 1. 会社沿革 ジーンテクノサイエンス<4584>は、北海道大学遺伝子病制御研究所における研究成果をもとに、診断薬や治療薬の開発を行う目的で設立された大学発のバイオベンチャーで、設立は2001年となる。バイオ新薬の研究開発では、2007年6月に科研製薬<4521>に対して、抗α9インテグリン抗体をライセンスアウトした。また、安定した収益基盤を構築するために、バイオシミラーの開発にも着手し、2007年に富士製薬工業<4554>とフィルグラスチムBSの共同開発契約を締結、2012年11月に国内バイオシミラー・ガイドラインの下で初めて製造販売承認された製品となった。2013年5月から富士製薬工業及び持田製薬から販売が開始されている。なお、2012年11月には東証マザーズ市場に株式上場を果たしている。 バイオシミラーの開発パイプラインを強化していくなかで、共同開発先との業務提携も積極的に進めている。2014年1月に三和化学研究所とダルベポエチンアルファBSの共同開発契約を締結したほか、2015年8月には持田製薬とがん治療領域において、同年11月には千寿製薬と眼科治療領域において共同開発及び販売に関する業務提携の基本合意書を締結し、それぞれ共同開発を進めている。 また、2016年にはノーリツ鋼機グループで再生医療分野の開発を手掛ける日本再生医療と資本業務提携契約を締結(2020年2月に子会社化)したほか、2019年4月には歯髄幹細胞で再生医療等製品の開発を進めるセルテクノロジーを完全子会社化し、新規バイオ事業(再生医療事業)を第3の柱として育成していく方針を打ち出し、アカデミアや企業等との共同研究にも積極的に取り組み始めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 3件
4521 東証プライム
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医療用医薬品メーカー。爪白癬治療剤や褥瘡・皮膚潰瘍治療剤等の皮膚科領域を中心に医療用医薬品を手掛ける。関節機能改善剤、原発性腋窩多汗症治療剤などは売上が増加。24.3期3Q累計は不動産事業が増益。 記:2024/02/22
4554 東証プライム
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医療用医薬品メーカー。女性医療と急性期医療に特化。主力は注射剤と経口剤。天然型黄体ホルモン製剤等の販売に注力。23.9期通期は増収増益。24.9期は2桁増収増益計画。女性医療領域の順調な売上を見込む。 記:2024/01/16
4584 東証グロース
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時価総額 5,074百万円
バイオ後続品やバイオ新薬を手掛ける北大発のバイオベンチャー。歯髄幹細胞の特徴を活かした再生医療にも注力。24.3期3Qは業績苦戦。一部バイオシミラー製品は納品が期ずれの可能性。GBS-010は製造順調。 記:2024/02/25