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イチネンHD Research Memo(2):石炭事業等が起源、多角化を進め2008年に持株会社制に移行

2020/6/12 17:32 FISCO
*17:32JST イチネンHD Research Memo(2):石炭事業等が起源、多角化を進め2008年に持株会社制に移行 ■会社概要 1. 会社概要 イチネンホールディングス<9619>は、1930年に石炭販売を主要業務とする黒田重太郎商店として創業した。その後は時代の変化に合わせて自動車リース業、自動車メンテナンス受託事業、パーキング事業、ケミカル事業等へと事業領域を拡大した。事業が幅広く分散されているため、業績が比較的安定しているのが特色である。 2. 沿革 同社の当初の主力事業は、石炭販売であったが、戦後に入り、国内のエネルギー市場が石炭から石油へ変わるのに合わせて1963年に黒田商事(株)を設立、その後1969年に商号を(株)イチネンに変更し、同時に自動車リース業を開始した。さらに1980年には自動車メンテナンス受託事業、2002年にはパーキング事業、2004年にはケミカル事業へと事業領域を拡大し、2008年には持株会社体制に移行し、商号を(株)イチネンホールディングスに変更した。現代表取締役社長の黒田雅史(くろだまさし)氏が2009年に社長に就任したが、その後もM&Aを含めて機械工具販売、合成樹脂や農業など事業の多角化を進め、現在に至っている。株式については、1994年に大阪証券取引所市場第2部に上場、その後2005年には東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第1部に上場している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
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自動車リース関連事業が主力。機械工具販売事業やケミカル事業、合成樹脂事業、パーキング事業等も手掛ける。1930年創業。自動車リース関連事業は新規販売の積極化等により、契約台数や契約残高の増加を図る。 記:2024/07/05