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ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は222億円、自己資本比率は90.6%

2020/5/11 15:26 FISCO
*15:26JST ナガイレーベ Research Memo(6):財務内容は堅固、手元の現金及び預金は222億円、自己資本比率は90.6% ■ナガイレーベン<7447>の業績動向 (2) 財務状況 財務状況は引き続き安定している。2020年8月期第2四半期末の資産合計は41,836百万円となり、前期末に比べ2,444百万円減少した。流動資産は32,679百万円となり同2,374百万円減少したが、主な要因は現金及び預金の減少2,937百万円、受取手形及び売掛金の増加449百万円、たな卸資産の増加741百万円などによる。一方で、固定資産は9,156百万円となり同70百万円減少したが、主な要因は減価償却費増による有形固定資産の減少88百万円による。 負債合計は3,932百万円となり前期末比626百万円減少した。主な要因は未払法人税等の減少386百万円など。純資産合計は37,903百万円となり同1,818百万円減少したが、主な要因は配当金の支払いによる利益剰余金の減少758百万円、自己株式の取得1,024百万円などによる。この結果、2020年8月期第2四半期末の自己資本比率は、前期末に比べて0.9ポイントアップして90.6%となった (3) キャッシュ・フローの状況 2019年8月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは149百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益の計上1,793百万円、減価償却費168百万円、売上債権の減少39百万円、仕入債務の増加42百万円などで、主な支出はたな卸資産の増加741百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは2,631百万円の収入であったが、主な収入は定期預金の払戻(ネット)2,700百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは3,025百万円の支出であったが、主に配当金の支払いによる支出1,994百万円、自己株式の取得1,031百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は237百万円の減少となり、四半期末の現金及び現金同等物の残高は5,020百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を5,920百万円(5,376,686株)保有していることから、手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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