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ブイキューブ Research Memo(8):2020年12月期の業績は大幅増収増益となる見通し(2)

2020/4/14 15:08 FISCO
*15:08JST ブイキューブ Research Memo(8):2020年12月期の業績は大幅増収増益となる見通し(2) ■ブイキューブ<3681>の今後の見通し 3. 事業セグメント別見通し (1) ビジュアルコミュニケーション事業 ビジュアルコミュニケーション事業の売上高は前期比15.3%増の4,692百万円、セグメント利益は同173.4%増の750百万円となる見通し。売上高については、製薬業界向けWeb講演会サービスが前期比50.8%増の1,217百万円と大幅増収となる見通し。製薬業界では、新薬の主軸が生活習慣病からスペシャリティ医薬品にシフトするなかで、営業活動も大量のMRを動員した販売活動から専門性の高い医薬情報を提供する講演会等の開催を重要視するようになってきており、なかでも利便性の高いWeb講演会のニーズが拡大すると予想されている。「V-CUBEセミナー」を用いたWeb講演会の開催数は2019年12月期の約2,500回から2020年12月期は約3,500回に増加する見込みで、利用企業数の増加と開催数増加による顧客単価のアップで大幅増収を見込んでいる。現在、製薬業界における講演会のWeb化率は7%程度と低く、今後の成長ポテンシャルは大きいと言える。 そのほか、オンライン型営業の需要増加により営業用に特化した「V-CUBEセールスプラス」や、企業内動画配信プラットフォーム「Qumu」などの増加、企業のPR動画やプレゼンテーション動画などの効果を高めるための映像組み込みSDKの販売増などを見込んでいる。 (2) ラーニングマネジメントシステム事業 ラーニングマネジメントシステム事業の売上高は前期比21.0%減の830百万円、セグメント利益は70百万円(前期は13百万円の損失)となる見通し。売上高は2019年12月期第1四半期までアイスタディの売上高が含まれていたため減収となるが、シンガポール子会社のWizlearnに関しては売上高で横ばい、利益は増益見込みとなっている。 Wizlearnについては、学校向けLMSが下げ止まり、企業向けTMSの需要拡大が見込まれている。学校向け人材派遣サービス事業が減少するため売上高は横ばいにとどまる見通しだが、派遣サービスの利益へのインパクトは小さいこともあり、全体では増益となる。 (3) アプライアンス事業 アプライアンス事業の売上高は前期比37.1%増の1,715百万円、セグメント利益は同66.4%増の218百万円となる見通し。2019年12月期に大口案件のあった「V-CUBE Box」については反動減で減収となる可能性があるが、「テレキューブ」や緊急対策・災害対策ソリューションの増加でカバーする。また、周辺デバイスとして汎用型カメラや高性能カメラ、マイクスピーカーなどWeb会議をより快適に利用するための低価格・高品質な周辺デバイスの販売も開始しており、顧客当たり売上単価アップにつなげていく考えだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
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汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05