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GMOメディア Research Memo(2):GMOインターネットグループのメディア事業統合により業容を拡大

2020/3/18 15:52 FISCO
*15:52JST GMOメディア Research Memo(2):GMOインターネットグループのメディア事業統合により業容を拡大 ■会社概要 1. 会社概要 GMOメディア<6180>はインターネット黎明期から一般消費者向けに様々なインターネットサービスを無料で提供、それらのサービスの顧客接点であるメディアを基盤とした広告事業を手掛けている。「For your Smile, with Internet.」※を企業理念として掲げ、関わるすべての人々に、インターネットを通じてsmileを浮かべてもらいたいという想いで事業を展開している。ポイントサイトやHTML5ゲームプラットフォーム、各種ソーシャルメディア(コミュニティサイト、掲示板)などで、合計7つのメディアを運営している。 ※同社の創設の志を表したもの。「you」は、ユーザー・社員・株主・取引先、関わるすべての人を、「smile」は、笑顔・ほほえみ・幸福・満足・ここちよさを意味する。 2. 沿革 同社の前身はインターネット広告配信技術のベンチャーであるiWeb.com Ltd.(イスラエル)と、電通グループ<4324>及びソフトバンクグループ<9984>の合弁により2000年10月に設立された「アイウェブ・テクノロジー・ジャパン株式会社」※で、2001年7月にインターキュー(株)(現GMOインターネット)が資本参加した。 ※2000年12月に、電通のほか、電通ドットコム第二号投資事業有限責任組合、(株)サイバー・コミュニケーションズ、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング(株)(現SBメディアホールディングス(株))が資本参加し、事業展開を開始した。 2004年3月にGMOインターネットの子会社である壁紙ドットコム(株)(2001年1月設立)と合併し、社名を「GMOモバイルアンドデスクトップ株式会社」に変更。以後、GMOインターネットグループのメディア事業の再編・統合により、業容を拡大していく。2005年5月にはGMOメディアアンドソリューションズ(株)(2000年2月設立)からポイントサービス「ポイントメール」(現「ポイントタウン」)事業などを会社分割により承継し、社名を「GMOメディア株式会社」に変更。2009年4月にはGMOティーカップ・コミュニケーション(株)(2000年8月設立)と合併し、掲示板サービス「teacup.」事業を承継、現在の事業基盤が整う。 2010年以降は、スマートフォンの普及によるインターネット業界の変化に対応し、アプリケーションエンジニアの強化・育成といったアプリシフト(スマートフォンへの対応強化)を同業他社に先駆けて行う。また、ビットコイン(暗号通貨)市場の拡大を見据えて、2014年12月に「ポイントタウン」のポイント交換対象としてビットコインを国内で初めて採用したほか、2016年3月にはHTML5ゲームプラットフォーム「ゲソてん」にビットコイン決済を導入するなど、新たな取り組みにも積極的にチャレンジしている。同年9月には、ブラウザゲームネットワーク事業者のNo.1(Only1)となり、PCのブラウザ向けゲーム関連事業基盤の強化を目的として、ソーシャルゲームプラットフォーム事業「aima※」をACCESSPORT(株)から譲受した。また、2017年11月にはEdTech領域への参入を目的に、プログラミング教育ポータルサイト「コエテコ」の運営を新たに開始している。創業以来、インターネット業界の激しい変化に機敏に対応、業態を巧みに変化させながら事業展開を進めているのが特徴となっている。 ※「Alliance of Internet Media for Applications」の略称で、「ちょっとした『合い間』に楽しめるゲームアプリ」というメッセージも含んでいる。インターネットメディア運営会社とソーシャルゲーム開発会社をつなぐ、双方向にオープンなゲームプラットフォームとなる。同社は2016年11月にシステムリプレースを行い、「ゲソてん」の人気コンテンツを順次投入していくことでシナジーを追求している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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