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大野芳政:アナリストが教える株価レーティングを使った副業時代の投資術【FISCOソーシャルレポーター】

2020/3/13 19:17 FISCO
*19:17JST 大野芳政:アナリストが教える株価レーティングを使った副業時代の投資術【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆副業時代の株式投資☆株価レーティングを使った短期ほったらかし投資「トランプ式投資術」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2020年3月8日16時に執筆 株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。 個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。 レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。 はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。 「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。 そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。 ☆今週の2銘柄はこちら!! ■ISID<4812> 東海東京調査センターが3月4日に投資判断「OUTPERFORM」を据え置き、目標株価を5,100円→5,300円に引き上げたことが伝わっています。 注目点は、「電通グループとの協業ビジネスが好調で中長期的な成長が見込める」というレポートの内容。このように、中長期的な業績のけん引役について触れられていると、株価はしっかりが続くことが多いように思えます。 需給面でも信用倍率が0.3倍と売りが乗っており、株価がリバウンドに転じれば、売り方の買戻しを巻き込んだ急ピッチな上昇が期待できそうです。 ■ゴールドウイン<8111> いちよし証券が3月2日に投資判断を「B→A」に引き上げたことが伝わっています。フェアバリューは9,000円を継続したようです。 レポートで、「成長ドライバーのザ・ノース・フェイスは顧客層を広げ、拡販が続く見通し」としている点に私は注目しています。というのも、エンドユーザーが一般消費者の場合、顧客層が広がることによって業績が急拡大するケースが多いからです。直近でいうと、ワークマン<7564>や業務スーパーの神戸物産<3038>がいい例です。それぞれ、今まで利用していなかった顧客層を取り込んだことにより業績が拡大し、株価も急伸しています。 同社の株価もすでにここ数年で数倍にもなっていますが、まだまだ上値余地はあると私は注目しています。 ※ブログでは株価レーティングを利用した投資法の運用記録を公開しています。 ---- 執筆者名:大野芳政 ブログ名:☆副業時代の株式投資☆株価レーティングを使った短期ほったらかし投資「トランプ式投資術」 《US》
関連銘柄 4件
3038 東証プライム
3,580
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+29(%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
4812 東証プライム
5,380
11/22 15:30
+170(%)
時価総額 350,679百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
7564 東証スタンダード
3,810
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
8111 東証プライム
8,546
11/22 15:30
+41(%)
時価総額 405,491百万円
アウトドア、アスレチックス関連商品などの製造・販売を行う。「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」などのブランドを展開。ダウンジャケットなどが主力アイテム。海外でのブランドプレゼンスの強化図る。 記:2024/06/29