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ナガイレーベ Research Memo(1):2020年8月期第1四半期の営業利益は前年同期比5.9%増

2020/1/31 15:11 FISCO
*15:11JST ナガイレーベ Research Memo(1):2020年8月期第1四半期の営業利益は前年同期比5.9%増 ■要約 1. 2020年8月期第1四半期(実績) ナガイレーベン<7447>は国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカーであり、高い利益率と堅固な財務内容を誇っている。発表された2020年8月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減の2,886百万円、営業利益が同5.9%増の669百万円、経常利益が同6.9%増の697百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.8%増の477百万円となった。市場環境に大きな変化はなく、売上高はほぼ前年同期並みとなった。売上総利益率は前年同期比ではやや低下したが、販管費においては前年同期に発生した特殊要因(一時的な経費増)が消失したことなどから、営業利益は増益となった。 2. 2020年8月期(予想) 2020年8月期の通期連結業績は、売上高が前期比3.7%増の17,400百万円、営業利益が同5.1%増の5,167百万円、経常利益が同5.0%増の5,242百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.6%増の3,605百万円が予想されており、期初予想と変わっていない。2019年8月期からずれ込んだ案件等を確実に取り込むことで増収を確保する計画だ。一方で損益面では、新工場新設に伴う減価償却費は引き続き増加が予想されるが、不動産取得税は消失すること、海外生産比率が上昇することなどから売上総利益率は少なくとも2019年8月期並みを維持する計画だ。この結果、増収効果により営業利益は前期比で増益を見込んでいる。 3. 中期経営計画目標 同社は2019年8月期の実績を踏まえて、それまでの計画をロールオーバーして2022年8月期に売上高18,400百万円、営業利益5,600百万円とする新しい中期経営目標を発表した。海外生産の拡大や利幅の大きい高機能性商品の強化を通じ、この目標達成を図る考えだ。また同社は株主還元にも前向きである。配当性向50%以上(単体ベース)を公約しており、2020年8月期の年間配当は60円を予定している。自己株式の取得も機動的に行うと宣言しており、株主還元に対する同社の姿勢は評価に値するだろう。 ■Key Points ・2020年8月期第1四半期の営業利益は販管費の減少等により前年同期比5.9%増 ・中期経営計画の目標は2022年8月期に営業利益5,600百万円 ・2020年8月期は年間配当60円を予定、自己株式の取得も含めて株主還元には積極的 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YM》
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