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レカム Research Memo(9):これからの25年(創立50周年)で「世界を代表するグローバル企業」を目指す
2020/1/20 15:19
FISCO
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*15:19JST レカム Research Memo(9):これからの25年(創立50周年)で「世界を代表するグローバル企業」を目指す ■今後の成長戦略について レカム<
3323
>は2019年9月30日で創立25周年を迎え、今後の成長戦略のアウトラインを発表した。2020年9月期以降の新中期経営計画という位置付けであり、詳細については2020年9月期第1四半期の決算発表で公表される予定となっている。 今回発表した成長戦略の概要は以下の通り。 1. グループ経営ビジョン 従来掲げていた「レカムグループ経営ビジョン」については、特に変更はないものの、将来的に目指す姿として、これまで標榜していた「日本発の【グローバル専門商社】」から、「これからの25年で世界を代表する【グローバル企業】へ」とやや表現が変わった。主旨としては、「日本」や「専門商社」という枠を超えて、世界を代表するグローバル企業になるという想いを込めたものと考えられる。 2. 主要指標 具体的な指標として、2025年に売上高1,000億円、営業利益100億円の企業グループを目指すとしている。2019年9月期業績と比較すると、売上高は10倍以上で年率成長約50%、営業利益では約20倍に相当する。急拡大と言えるため、この実現にはM&Aを含め積極的な展開が必要であろうと弊社では見ている。2020年9月期第1四半期と同時に発表される予定の新中期経営計画の数値の公表を待って、今後の方向性を見定めたい。 3. 事業別の成長戦略 前述の2020年9月期業績予想では、注力事業として海外法人事業とBPR事業の2つが説明されたが、ここではそれ以外のエネルギーソリューション事業(旧環境関連事業)と情報通信事業、BPR事業を併せたITソリューション事業について発表があった。 1) エネルギーソリューション事業 現在の同社進出国のアジア地域での日系企業数は約5.4万社とのことであるが、エネルギーソリューション事業を海外の日系企業からローカル企業へと展開・拡大していくことで、最終的には世界の企業約3億社※をターゲットにするという壮大な構想である。 ※同社調べによる推計。 2) ITソリューション事業 機器販売中心の情報通信事業とサービス提供を行う従来のBPO事業との融合により、顧客の業務プロセスやワークスタイルを改善するBPRを国内中心に推進するという構想である。前述したBPR事業の新サービス「RETS’ OCR with AI inside」「RET’S ロボ Powered by おまかせRPA」を始め、各種のサービスの提供で、顧客の業務改革を推進支援していくものである。本事業については当面は国内中心だが、従来のBPO事業が海外でも事業推進していることから、将来的にはグローバル展開を図るものと考えられる。 ■情報セキュリティについて 同社グループが進める事業は情報通信分野を中心とする事業で、顧客の個人情報も含めた情報の取り扱いについては厳格な管理が求められる。そのため同社グループは、社内管理組織体制の構築、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育など、情報の保護について、施策の実施・維持およびそれらの継続的な改善に取り組んでいる。その一環として、レカムBPOが2017年10月にはプライバシーマーク認証取得し、個人情報取り扱いの安全性を担保している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹) 《ST》
関連銘柄 1件
3323 東証スタンダード
レカム
69
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 5,701百万円
LED照明等のエコ商材、ビジネスホン等の販売を行う国内ソリューション事業、海外ソリューション事業が柱。BPR事業も。NTT東日本・西日本などが主要取引先。国内ソリューション事業では新規顧客開拓などに注力。 記:2024/10/11
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