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オプティム Research Memo(6):2020年3月期第2四半期累計業績は、前年同期比25%を超える増収

2020/1/14 15:06 FISCO
*15:06JST オプティム Research Memo(6):2020年3月期第2四半期累計業績は、前年同期比25%を超える増収 ■業績動向 1. 2020年3月期第2四半期累計業績の概要 オプティム<3694>の2020年3月期第2四半期累計業績は、売上高が前年同期比25.2%増の2,935百万円、営業利益が18百万円(前年同期は437百万円の損失)、経常利益が11百万円(同427百万円の損失)、親会社に帰属する四半期純損失が32百万円(同311百万円の損失)と大幅な増収とともに営業黒字で折り返した。期初から戦略的な開発投資を行うことを宣言しており、公約どおりの結果となった。 売上高は、連続となる上期過去最高売上を達成。売上の中心である「Optimal Biz」は、堅調にライセンス数を伸ばしており、各調査機関のレポートでも引き続き市場シェアNo.1を維持する。さらに、最新OS(「iOS 13」、「iPadOS」、「Android 10」)に迅速に対応するなど、ユーザーの利便性をさらに追求している。新規分野の「OPTiM Cloud IoT OS」関連では、農業、建設、医療など各業界で業界を代表する企業や団体との協力体制の構築が進み、製品発売やビジネスモデル構築などの成果が相次いでいる。これに伴い、「OPTiM Cloud IoT OS」を利用するためのカスタマイズ、環境構築等が発生し、同社のスポット的な売上につながっている。特筆すべきは、2019年3月期にリリースされたパッケージサービス「OPTiM AI Camera」である。同サービスは、AI画像解析技術で各業界特有の課題を解決し、手軽にAI、IoTを活用できるため、順調にライセンス数を伸ばす事が期待されている。 各利益に関して、2020年3月期第2四半期から黒字転換した一方で、戦略的な研究開発投資を継続した。2020年3月期は「投資を継続しつつ拡販に向けた体制を確立する」と位置付けているが、公約どおり投資を行い、第2四半期累計では、ミニマムの利益計上となった。 自己資本比率70.6%。無借金経営により極めて高い財務の安全性を維持 2. 財務状況と経営指標 2020年3月期第2四半期末の総資産は前期末比267百万円増の3,993百万円となった。うち流動資産は37百万円減の2,424百万円となった。主な減少は受取手形及び売掛金の79百万円減、主な増加は現金及び預金の89百万円増である。うち固定資産は305百万円増の1,568百万円であり、主な増加は投資その他の資産の237百万円増である。現金及び現金同等物の残高は1,217百万円である。 負債は前期末比236百万円増の1,104百万円となった。主な増加は流動負債の213百万円増であり、支払手形及び買掛金の157百万円増が要因である。有利子負債はなく、無借金経営を貫く。 安全性に関する経営指標(2020年3月期第2四半期末)では、流動比率で230.4%と安全性の目安となる200%を超えており、自己資本比率は70.6%と高い。無借金経営のため財務の安全性は極めて高い。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YM》
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