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船井総研 Research Memo(7):株主還元重視鮮明。大幅増配、自己株式取得を勘案した総還元性向は94.7%予想

2019/12/12 16:17 FISCO
*16:17JST 船井総研 Research Memo(7):株主還元重視鮮明。大幅増配、自己株式取得を勘案した総還元性向は94.7%予想 ■株主還元策 船井総研ホールディングス<9757>は、株主への適切な利益還元を経営の最重要テーマに位置付け、業績を考慮しながら、「配当による還元」と「自己株式取得による還元」の双方を軸に株主還元を実施していくとしており、「総還元性向」を重視している。配当総額も持続的に上げつつ、総還元性向(配当+自己株式取得)で50%以上を目安とする。2018年12月期の1株当たり配当金は上期15円、下期は20円(特別配当2円を含む)、年間で35円、総還元性向78.1%(配当性向50.0%)だった。2019年12月期の1株当たり配当金は上期17円、下期は23円(創業50周年記念配当3円を含む)、年間で40円、総還元性向94.7%(配当性向54.6%)を予想する。 総還元性向が94.7%と極めて高くなる予想の背景には、自社株買いがある。筆頭株主である船井本社の申し出により検討が開始され、2019年11月6日−12月3日までの買付期間で公開買付けが決議された。上限696,200株、約1,500百万円相当である。2年連続で非常に高い総還元性向となる見込みであり、同社がいかに株主還元を重視しているかが鮮明である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《SF》
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国内最大級の経営コンサルティング会社の船井総合研究所を中核とする持株会社。独立系。ロジスティクス事業、デジタルソリューション事業も展開。豊富な経営者との直接接点が強み。上流コンサルの拡大などに注力。 記:2024/10/06