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北の達人 Research Memo(6):2020年2月期の業績予想を据え置き。売上高は100億円を突破する見通し

2019/11/14 15:06 FISCO
*15:06JST 北の達人 Research Memo(6):2020年2月期の業績予想を据え置き。売上高は100億円を突破する見通し ■業績見通し 2020年2月期の業績予想について北の達人コーポレーション<2930>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比31.6%増の10,939百万円、営業利益を同45.2%増の2,702百万円、経常利益を同45.2%増の2,703百万円、当期純利益を同46.2%増の1,890百万円と、引き続き大幅な増収増益を見込んでいる。達成すれば、売上高は当面の目標としてきた100億円を突破することとなる。 上期同様、「ヒアロディープパッチ」を中心とした「刺す化粧品」シリーズが業績の伸びをけん引する見通しだ。また、集客体制の更なる強化により、広告投資の効率性や精度を上げるとともに、これまで十分に手が回っていなかった既存商品の掘り起しにも取り組む方針である。新商品については、通期で5商品前後(期初計画どおり)を予定しているようだ。 利益面でも、上期未消化分を含めた広告投資の継続や人件費の増加、本社移転及び東京支社開設に伴う費用などが想定されるものの、増収により増益を実現し、営業利益率も24.7%(前期は22.4%)に改善する見通しである。 弊社では、2020年2月期上期の売上高が計画を下回ったものの、その要因となった発送遅延を受けて生産体制が強化されていることや出荷待ちの受注残が大きく積み上がっていること、新たにリリースした「刺す化粧品」シリーズの2商品も順調に立ち上がっていること、定期購買会員の拡大が業績の底上げに寄与することなどを勘案すれば、通期売上高予想の達成は十分に可能であるとみている。一方、利益面については、上期の実績が上振れたものの、「刺す化粧品」シリーズへの積極的な広告投資が想定されることから、計画線での着地となる可能性が高いだろう。注目すべきは、2021年2月期以降の業績拡大に向けて、「刺す化粧品」シリーズがどのようなペースで伸びてくるかである。これまでとは違う対象(中高年男性など)へと購買層が広がりを見せるなかで、1人が複数商品を購入するケースも増えており、今までの成長ペースに変化が生じる可能性もある。したがって、2020年2月期の業績の上振れをはじめ、2021年2月期以降の業績の伸びにどのような影響を及ぼすかについて注意深く見守る必要があるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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