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ギグワークス Research Memo(2):フリーランスと企業を結ぶ“ギグ・エコノミー”の先駆企業

2019/10/31 15:12 FISCO
*15:12JST ギグワークス Research Memo(2):フリーランスと企業を結ぶ“ギグ・エコノミー”の先駆企業 ■会社概要 1. 会社概要と沿革 ギグワークス<2375>は、フリーランスを中心とした登録スタッフの空いた時間やスキルに合わせて、IT関連の機器サポートやコンタクトセンターなどの多様な業務とマッチングするビジネスモデルで成長する企業である。創業は1996年。1990年代後半のYahoo!BB設置事業で急成長し、2003年に東証マザーズ市場に株式公開した。その後は、IT関連商品・サービスの販売支援事業の開始、コールセンター事業、システム開発事業などをM&Aにより取得し、IT関連サービスを総合的に行う企業グループとなった。2011年に経営体制を一新し、BPO事業に特化して経営体質の強化に取り組む。2015年3月には東証2部へ市場変更、その後攻めに転じ、2015年8月にWELLCOM IS(株)(コンタクトセンター)、2015年11月には(株)アセットデザイン(コワーキングスペース)、2016年2月には(株)JBMクリエイト(コンタクトセンター)、2016年9月にはヒューマンウェア(株)(システム・エンジニアリング)、2017年10月にはオー・エイ・エス(システム・エンジニアリング)の株式取得・完全子会社化を行い、事業規模を拡大している。BPO事業の重要な経営資源はヒトであり、女性の活躍や健康経営においては先進的であり内外からの評価が高い。ギグ・エコノミーとシェアリング・エコノミーをけん引する1社である。2019年8月から「ギグワークス株式会社」に商号変更した。 2. 事業構成 同社の事業セグメントはBPO事業とコワーキングスペース事業の2つである。BPO事業は、フリーランスを中心とした登録ギグワーカーの空いた時間やスキルに合わせて、フィールドサポート、コンタクトセンター、営業・販売サポート、システム・エンジニアリングなどの多様な業務をマッチングする。コワーキングスペース事業は、連結子会社のアセットデザインが展開しているシェアオフィスサービスである。売上高・営業利益ともにまだ構成比は小さいが、成長性は高い。バーチャルなマッチングだけでなく、リアルな場でもマッチングや情報交換を行う環境が整っている点は同社のユニークな点である。2019年10月期第3四半期においては、首都圏における不動産市況の高騰などの影響もあり、直営拠点の新規出店が計画どおり進まず、当初計画していた費用先行の状態が発生しなかったこと、2018年度に新規出店した直営拠点の稼働が順調に上がったことで、コワーキングスペース事業の売上高は前年同期比28.8%増の1,432百万円となり、セグメント利益は23百万円と、黒字転換を果たした。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《ST》
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IT人材によるBPOが主力。シェアオフィスも。24.10期1Qはコールセンターの特需剥落。だがシステム受託開発の好調続く。通販、シェアオフィスは黒字化。コスト削減も進み利益改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/04/15