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アセンテック Research Memo(1):仮想デスクトップ総合ソリューションベンダー、4つの事業領域で構成

2019/10/2 15:21 FISCO
*15:21JST アセンテック Research Memo(1):仮想デスクトップ総合ソリューションベンダー、4つの事業領域で構成 ■要約 アセンテック<3565>は、仮想デスクトップを中核にITインフラ&ストレージ、プロフェッショナルサービスを展開している。仮想デスクトップは、ローカル端末(物理デスクトップ=ファットクライアント)内にOSやアプリケーションを置かず、これらをサーバー上で一元化し、リモートから操作できることが特徴。従来のPC環境に比べ、高いセキュリティ性や、運用管理負担の低減といった大きなメリットがある。 1. 2020年1月期第2四半期業績概要 2020年1月期第2四半期(2月−7月)の業績は、売上高3,325百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益255百万円(同4.0%増)、経常利益264百万円(同5.6%増)、四半期純利益182百万円(同5.4%増)だった。通期計画に対する営業利益の進捗率は56.1%であり、順調な進捗である。 2. 2020年1月期業績見通し 2020年1月期通期の業績予想は、3月13日に公表した予想を8月21日に上方修正しており、売上高が前年同期比8.6%増の5,925百万円、営業利益で同20.7%増の455百万円、経常利益で同17.5%増の448百万円、当期純利益で同16.6%増の310百万円とし、連続で過去最高益更新を見込んでいる。 3. 事業環境 近年、「働き方改革」において注目されているのが「テレワーク(Telework)」である。テレワークとは、勤労形態の一種で、情報通信機器等を活用し、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働くことができる形態である。この「働き方改革」の影響によるデジタルワークスペースへの関心の高まりなどにより、テレワークを実現する1つの方法として、仮想デスクトップ導入が拡大することが見込まれる。 一方で、コスト面ではデスクトップ仮想化環境を構築する際の導入負荷は大きく、これまで従業員数の多い大企業での導入が中心であったと見られる。ただ、クラウド化やサブスクリプションモデル導入によって、今後は中堅/中小規模事業者においてもデスクトップ仮想化環境の構築が広がることになるだろう。 4. 2019年9月20日付で東証1部市場に昇格 同社は2019年8月29日に、市場第1部への市場変更における形式要件の充足のために株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るものとして292,700株を分売値段1,790円にて立会外分売を実施した。企業価値向上を図ることを目的として、7月12日に東京証券取引所市場第1部への市場変更を申請しており、9月13日に東京証券取引所の承認を受け、9月20日をもって同社株式の上場市場が東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第1部へ変更された。これにより、東証マザーズ指数構成銘柄から除外となり、東証株価指数(TOPIX)に参入した。 ■Key Points ・2020年1月期第2四半期の通期計画に対する営業利益の進捗率は56.1%と順調 ・2020年1月期通期は連続で過去最高益更新を見込む ・仮想デスクトップは、「働き方改革」を背景としたテレワークの拡大に向けて、これを阻む問題などを解決できる先進かつ効果的なテクノロジー ・2019年9月20日付で東証1部市場に昇格 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《ST》
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3565 東証スタンダード
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時価総額 7,513百万円
VDIソフトウェアなど仮想デスクトップ関連製品の販売等を行う。サーバ、ストレージ機器等のクラウドインフラ等も。メガバンクや官公庁に納入実績。27.1期経常利益率15%目標。クラウドサービス等の拡大図る。 記:2024/05/08