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フェローテク Research Memo(11):積極的な設備投資で2022年3月期に営業利益125億円を目指す(2)

2019/7/10 15:51 FISCO
*15:51JST フェローテク Research Memo(11):積極的な設備投資で2022年3月期に営業利益125億円を目指す(2) ■フェローテックホールディングス<6890>の中長期の成長戦略 6. 設備投資計画と財務指標 (1) 設備投資計画 今後3年間で71,000百万円の大規模設備投資を計画している。年度別では、2020年3月期が48,000百万円(うち中・大口径ウエーハ関連41,000百万円)、2021年3月期が12,000百万円(同2,600百万円)、2022年3月期が11,000百万円(同2,100百万円)となっており、設備投資は今期(2020年3月期)がピークとなる予定だ。 内容としては、シリコンウエーハ関連(8インチ及び12インチ)が中心だが、ウエーハ以外では戦略製品である半導体マテリアル(石英、セラミックス、シリコン)及び洗浄事業に継続的な投資を行う。 (2) 財務指標の目標:ROICは6%超、ROEは10%超が目標 今後3年間(中期経営計画)の財務指標の目標は以下のようになっている。 大口径ウエーハを中心とした大規模設備投資に伴い、ROIC・ROEは2021年3月期までは一時的に低下する見込み。2021年3月期以降は設備投資が一段落し、各種事業の軌道化及び各種改善策の実施により、ROICを改善していく計画となっている。 具体的なROIC改善策としては、1)原価低減(製造コストの低い東台、常山工場への主要事業部門の生産シフト)、2)運転資本低減(全社で在庫10%削減)、3)生産効率化(全社的な自動化推進)を遂行していく。 7. 非財務面での体質改善 また同社では、以上のような財務的な成長だけでなく、定性的(非財務的)な活動であるESGや働き方改革なども積極的に進めている。以下のような具体的な活動を行っている。 (1) 「奨学金制度」 米国アナハイム大学、中国浙江大学への奨学金制度を実施。グローバルに若い人材を支援する社会貢献に取り組んでいる。 (2) 「地域社会貢献」 子会社アサヒ製作所 湘南工場周辺で清掃や自治会との交流を実施。地域住民との交流、環境改善に貢献している。 (3) 「人材育成」 毎月グループ若手社員と経営トップとの語らいを実施、経営理念の継承、長期的な人材育成を行っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《ST》
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真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06