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GTS Research Memo(2):北海道大学発のバイオベンチャーで、日本のバイオシミラー開発の先駆者

2019/7/3 15:52 FISCO
*15:52JST GTS Research Memo(2):北海道大学発のバイオベンチャーで、日本のバイオシミラー開発の先駆者 ■会社概要 1. 会社沿革 ジーンテクノサイエンス<4584>は、北海道大学遺伝子病制御研究所における研究成果を診断薬や治療薬として開発することを目的に、2001年に設立された大学発のバイオベンチャーとなる。バイオ新薬の研究開発では、2007年6月に科研製薬<4521>に対して、抗α9インテグリン抗体をライセンスアウトした。また、安定した収益基盤を構築するために、バイオシミラーの開発にも着手し、2007年に富士製薬工業<4554>とフィルグラスチムBSの共同開発契約を締結、2012年11月にフィルグラスチムBSは国内バイオシミラー・ガイドラインの下で最初に製造販売承認された製品となり、2013年5月から富士製薬工業及び持田製薬<4534>から販売が開始されている。なお、2012年11月には東証マザーズ市場に株式上場を果している。 同社は、バイオシミラーの開発パイプラインを強化していくなかで、共同開発先との業務提携も積極的に進めている。2014年1月に三和化学研究所とダルベポエチンアルファBSの共同開発契約を締結したほか、2015年8月には持田製薬とがん治療領域において、同年11月には千寿製薬と眼科治療領域においてバイオシミラーの共同開発及び販売に関する業務提携の基本合意書を締結し、それぞれ共同開発を進めている。 また、2016年にはノーリツ鋼機グループで再生医療分野の開発を手掛ける日本再生医療と資本業務提携契約を締結したほか、2019年4月には歯髄幹細胞で再生医療等製品等の開発を進めるセルテクノロジーを完全子会社化し、再生医療事業を第3の柱として育成していく方針を明らかにした。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
関連銘柄 4件
4521 東証プライム
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時価総額 180,452百万円
医療用医薬品メーカー。爪白癬治療剤や褥瘡・皮膚潰瘍治療剤等の皮膚科領域を中心に医療用医薬品を手掛ける。関節機能改善剤、原発性腋窩多汗症治療剤などは売上が増加。24.3期3Q累計は不動産事業が増益。 記:2024/02/22
4534 東証プライム
3,290
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製薬中堅。後発薬や化粧品も。循環器、産婦人科、精神科、消化器が重点領域。24.3期3Q累計は新薬が伸長。だが薬価改定や後発品の影響で長期収載品が後退。円安による原薬・製剤の輸入価格上昇なども利益の重石に。 記:2024/02/14
4554 東証プライム
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医療用医薬品メーカー。女性医療、急性期医療に強み。造影剤、経口避妊剤などが主力。ヨード造影剤の国内数量トップシェア。富山県に工場を保有。天然型黄体ホルモン製剤「エフメノカプセル100mg」等の販売に注力。 記:2024/04/29
4584 東証グロース
136
7/5 15:00
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時価総額 5,074百万円
バイオ後続品やバイオ新薬を手掛ける北大発のバイオベンチャー。歯髄幹細胞の特徴を活かした再生医療にも注力。24.3期3Qは業績苦戦。一部バイオシミラー製品は納品が期ずれの可能性。GBS-010は製造順調。 記:2024/02/25
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