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三栄コポ Research Memo(5):2020年3月期業績予想は売上高430億円、経常利益10億円

2019/7/1 15:05 FISCO
*15:05JST 三栄コポ Research Memo(5):2020年3月期業績予想は売上高430億円、経常利益10億円 ■今後の見通し 三栄コーポレーション<8119>の2020年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比1.1%増の43,000百万円、営業利益が同33.0%増の1,000百万円、経常利益が同20.9%増の1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同155.4%増の500百万円と増収増益を予想する。 売上高に関しては、増収をけん引するのは家具・家庭用品事業となる見込みだ。同セグメントの大半を占めるOEM事業において、自社開発力を応用したODM提案を行い、新規顧客を開拓する。家電事業も引き続き増収を見込む。OEM事業において新規開拓を進めるほか、ブランド事業においても理美容家電が好調な他、海外販路開拓も積極化する。 営業利益に関しても、増益をけん引するのは家具・家庭用品事業となる見込みだ。北米の不採算事業一時撤退の効果があり、利益率が大幅改善する見込である。また、国内外の協働体制を強化し、事業部の合理化を図る。服飾雑貨事業において減益となるのは、OEM事業において新規事業の開拓のための先行投資を行うためである。ビルケンシュトックは抜本的な店舗政策の見直しを実施するも、回復には時間を要する予想だ。 総じていえば、OEM事業では付加価値の向上(ODMによる企画提案等)が求められ、ブランド事業では立て直しが求められている。より強靭な事業基盤の確立に向けて、変革が求められる年になるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《MH》
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家具や家庭用品、服飾雑貨、家電を扱う生活用品の専門商社。1946年創業。ビルケンシュトック等のブランド事業や良品計画への商品提供を展開。服飾雑貨事業は売上順調。海外取引の拡大、EC事業の強化等に注力。 記:2024/06/04