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EG Research Memo(6):リアルタイムAI動画監視システムを開発。フィリピン子会社を拠点に海外市場展開加速

2019/6/5 15:59 FISCO
*15:59JST EG Research Memo(6):リアルタイムAI動画監視システムを開発。フィリピン子会社を拠点に海外市場展開加速   ■成長戦略 1. 課題と施策 イー・ガーディアン<6050>では、2019年9月期の計画達成および将来の成長に向けて、課題と施策を明確にしている。直近の課題としては、事業の柱であるゲームサポート業務の顧客である国内ゲーム会社向けの売上が不透明な点である。直近は海外ゲーム会社向けの売上高で補い、ゲームサポート業務の売上高は伸びているものの、今後はヒットタイトルの登場などがなければ市場縮小もありえる。4つの施策が考案・開発され、既に着手されている。施策1は「グループシナジーの拡大」である。一例として、脆弱性診断を得意とする子会社EGセキュアソリューションやデバッグを行う子会社トラネル等とクロスセルによる既存顧客深耕を行う、新サービスを開発するなどが実行されている。施策2は「AIの活用」である(後述)。施策3は「FinTech領域への展開」である。既に仮想通貨関連では口座開設時の本人認証サービスで実績がある。2019年3月にはeKYC技術を持つLiquidと連携しオンライン本人認証サービスを開始した。施策4は「多言語対応への注力」である。子会社であるEGフィリピンを拠点に脆弱性診断、デバッグ、投稿監視、カスタマーサポートなどの展開を加速する。世界のゲーム市場は日本国内の10倍程度あり市場機会は大きい。 2. リアルタイムAI動画監視フィルタの共同開発 2019年4月、同社はHmcommと連携しリアルタイムAI動画監視フィルタを共同開発した。動画サービスや動画投稿アプリ、ライブコマースなどユーザーが気軽に自分で動画を投稿できる配信サービスが存在感を増すなか、著作権侵害などの違法動画投稿が増加しており、ソーシャルメディアのプラットフォーム企業は違法コンテンツ排除の対応に追われている。同システムでは、同社が得意とする画像検知AI技術・テキスト認識AI技術に加えて、Hmcommが得意とするAI音声認識の活用により、リアルタイムでの動画監視を可能にした。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《SF》
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時価総額 14,287百万円
ネット投稿監視サービスや本人認証サービスを展開。ゲーム顧客対応やネット広告審査なども。23年10月からチェンジHD傘下に。24.9期は投稿監視の復調を想定。先行投資こなして利益反発の見込み。連続増配予定。 記:2024/01/18