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SOU Research Memo(2):ラグジュアリーに特化、独自性の強いリユースカンパニー

2019/5/29 15:02 FISCO
*15:02JST SOU Research Memo(2):ラグジュアリーに特化、独自性の強いリユースカンパニー ■会社概要 1. 会社概要 SOU<9270>は、ブランド品や貴金属など高額なラグジュアリーリユース品の買取と販売を行っている。買取は、買取専門店における店頭買取が中心で、仕入商品の大半が一般消費者からのものである。Webマーケティングを駆使した、看板効果に依存しない集客で先駆しているため、短期間で急速に買取量を伸ばすことができた。また、膨大な買取情報も蓄積することができた。販売は、自社オークションを主要販路に国内外の業者へ向けて卸販売を行っている。オークションでは大量な取引が高速で行われるため、ここでも市場トレンドなど膨大な販売情報を急速に蓄積することができた。こうして集積した膨大なデータを自社開発の商品管理システム「SOU Brain」に蓄積しデータベース化することで、精度の高いプライシングを実現している。このように同社は、個人から仕入れて業者へ、しかも高速で販売する新たなビジネスモデルを創出、急成長を続けている。さらに足元では、海外展開の拡大や小売のオムニチャネル化など業容の広がりも見せている。ブランド品、骨董・美術品のラグジュアリーリユースカンパニーとして、デジタルとリアルを融合し新たな視点からサービスを提供する同社のビジネスモデルは、レガシーなリユース業界の中で、極めて特徴的で強く差別化されたモデルと言うことができる。 Jリーガー時代の戦力外通告をバネに成長 2. 沿革 同社の代表取締役社長である嵜本晋輔(さきもとしんすけ)氏は元Jリーガーである。ガンバ大阪に所属していたが、2003年に戦力外通告を受け、2004年に引退した。引退後に兄2人と株式会社MKSコーポレーションを立ち上げ、父親の経営していた家電などのリユース店を引き継ぐ傍ら、洋菓子店なども展開させた。Jリーガー時代に突如戦力外通告を受けたことから、常に改善し進化し続けなければならないという危機感を持ち、事業に従事してきた。そのなかでブランド品に目をつけ、2007年にブランド買取事業を開始して難波に「なんぼや」1号店を開店、2011年には洋菓子の事業とブランドリユースの事業を切り離し、嵜本氏がブランドリユース業を担う株式会社SOUを設立した。その後は事業エリアの拡大やオークションの開始、機能子会社のM&A、アプリ開発など打った手が次々と実り、設立後わずか7年にして株式上場に至ったのである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《YM》
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時価総額 9,882百万円
ブランド品、骨董・美術品のリユース事業を手掛ける。一般消費者から仕入れ、オークション等で同業他社に販売するCtoBtoB形態に特徴。WEBマーケティングなどによる仕入強化、自動車事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/03