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注目銘柄ダイジェスト(前場):SWCC、住友ファーマ、ヘリオスなど

2025/1/21 11:35 FISCO
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):SWCC、住友ファーマ、ヘリオスなど マツダ<7261>:988.1円(-36.4円) 伸び悩んで大幅反落。トランプ大統領の就任式が行われているが、初日は関税見送り観測などと伝わったことで、寄り付きには買い安心感が先行していた。ただ、その後、カナダとメキシコからの不法移民と違法薬物の流入への対抗策として25%の関税を考えていると発言、2月1日に施行すると思うとしており、一転して売り優勢の展開となっている。なお、同社は対米向けにメキシコでの生産比率が高いと指摘されている。 三住建設<1821>:411円(+15円) 前日比変わらずを挟んで7日ぶり大幅反発。5月に次期中計の発表を予定しているが、それに先立って、中計期間における配当政策を発表している。現在は総還元性向50%を目安にDOE3%を下限値としているが、DOE4%を下限値に変更するもよう。また、業績及び財政見通しとして、新中計最終年度の27年度には、営業利益200億円(今期予想10億円)、自己資本760億円程度(同600億円程度)を見込んでいる。 住友ファーマ<4506>:571円(+24円) 大幅反発。ヤンセンファーマとの間で、統合失調症を効能又は効果とする持効性抗精神病剤「ゼプリオン」、「ゼプリオンTRI」の国内販売提携に関する契約を締結したと発表している。2月頃に共同でプロモーション活動を実施し、将来的に本剤の製品供給を受けて流通も担う予定のようだ。同社では、精神神経領域を研究開発における重点疾患領域および国内営業の重点領域の一つとして注力しており、相乗効果などが期待される状況に。 シンフォニア<6507>:6240円(+220円) 大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を10400円としている。同社は防衛関連事業において、航空機向けのほか、誘導弾向けの部品も取り扱っていると推測され、これは防衛予算が最も増強される分野に当たるとしている。中小型銘柄で防衛費拡大が企業価値拡大に大きく寄与する企業は限定的とみられる中、同社は十分に恩恵を受けられるとみているもよう。同事業のポテンシャルは十分に織り込まれていないと評価。 SWCC<5805>:7570円(+490円) 大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を9600円としている。エネルギー・インフラセグメントが収益の中心となっているが、需要が高い電線や電力関連機器のプロダクトと工事を一体的に運営し、相互にシナジーを発揮することで収益性を大きく改善させるポテンシャルを持っていることは、株価に十分織り込まれていないと評価。同セグメントの営業利益は今後3年間年率27%成長を予想としている。 環境フレンド<3777>:31円(-1円) もみ合い。次世代再生可能エネルギー分野における競争力強化を目指し、新たにペロブスカイト太陽光電池事業を開始することを発表した。次世代型太陽光発電パネルとして注目されているペロブスカイトの太陽電池製品や技術を直接体感してもらう場として都内にショールームを開発し、ペロブスカイト太陽電池製品生産のため日本国内に生産工場を新設する計画で、まずは国内での工場建設のための事業用地を取得する予定で、第三者割当による本新株の発行と本新株予約権の発行を組み合わせて資金調達を行うことも発表した。 ヘリオス<4593>:229円(-12円) 反落。連結子会社が100%出資するAkatsukiとeNK細胞を用いた次世代がん免疫細胞療法の研究・開発を推進するための共同事業契約とライセンスオプション契約を締結したと発表、上昇して始まるも上値は重い。単独で実施してきたeNK細胞の研究開発業務を今後Akatsukiが主導し、同社はAkatsukiより受託する。これにより研究開発資金負担軽減が見込まれ、25年2月までにAkatsukiより初回受託金として3.6億円を受領し、25年度を通じて約7.7億円を受領予定としている。 ジーデップアドバンス<5885>:2158円(-2円) 朝高後、値を消す。Ridge-iと共同開発した「ローカルRAGスターターBOX」の受注を開始したと発表している。国内トップクラスのNVIDIA GPU搭載システムの販売実績を有する同社と、LLMアプリケーションの開発など数々のAI開発実績を誇るRidge-iが共同開発した「ローカルRAGスターターBOX」は、クラウド接続が不要なローカル環境上で、ユーザー固有の文書やデータを活用したRAGを実装することでより正確で用途に即したAI応答を可能にするLLM/RAG AI開発用システム。 《ST》
関連銘柄 8件
1821 東証プライム
414
1/21 15:30
+18(%)
時価総額 67,347百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
31
1/21 15:30
-1(%)
時価総額 8,769百万円
新品・中古家電製品の仕入販売やWebアプリケーション開発等を行うリユース事業が主力。太陽光発電等の資源エネルギー事業、機械式立体駐車場据付工事等の環境事業も。リユース事業はソフトウェアのサポート等を強化。 記:2024/08/29
4506 東証プライム
569
1/21 15:30
+22(%)
時価総額 226,405百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。北米では進行性前立腺がん治療剤などの売上が拡大。 記:2024/11/11
4593 東証グロース
232
1/21 15:30
-9(%)
時価総額 20,910百万円
体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品等の開発を行うバイオベンチャー。iPS細胞株の外販等も行う。研究開発技術、臨床開発経験などが強み。ARDS治療薬はグローバル第3相試験実施に向けて準備進める。 記:2024/10/24
5805 東証プライム
7,470
1/21 15:30
+390(%)
時価総額 230,278百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線HD。東京電気(現東芝)の電線部門から独立して1936年に設立。27.3期ROE14%以上目標。資本効率の向上図る。 記:2024/11/09
5885 東証スタンダード
2,140
1/21 15:30
-20(%)
時価総額 11,466百万円
AI用ソリューション、XRやメタバース向けビジュアライズ用ソリューションの提供等を行う。大学や製造業などを中心とする豊富な取引実績が強み。生成AIの需要増でDXサービスは売上好調。案件規模は大型化。 記:2024/12/22
6,320
1/21 15:30
+300(%)
時価総額 188,266百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
7261 東証プライム
1,004
1/21 15:30
-20.5(%)
時価総額 634,331百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30