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注目銘柄ダイジェスト(前場):マネーフォワード、ヨシムラフード、ABEJAなど

2025/1/15 12:20 FISCO
*12:20JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マネーフォワード、ヨシムラフード、ABEJAなど タマホーム<1419>:3100円(-335円) 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は22.8億円の赤字となり、前年同期比52.9億円の損益悪化となっている。また、通期予想は従来の137億円から40億円、前期比68.2%減に下方修正している。住宅事業において、工事準備期間が想定より長期化する物件の割合が増加しているようだ。26年5月期は90億円にまで回復する見通しも公表しているが、今期の大幅下方修正をマイナス視する動きが優勢となっている。 ヨシムラフード<2884>:1110円(-180円) 大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は30億円で前年同期比2.2倍となり、通期予想は従来の27.4億円から31億円、前期比31.6%増に上方修正している。ワイエスフーズグループおよびマルキチにおいてホタテ製品の販売単価が回復したことが主因となるもよう。ただ、上半期実績は20億円で同2.2倍であったため、業績上振れは織り込み済み、むしろ修正幅は想定よりも小幅にとどまったとの見方が優勢に。 マネーフォワード<3994>:4036円(-700円) ストップ安。前日に24年11月期の決算を発表、営業損益は47.4億円の赤字となり、従来予想レンジである19-39億円の赤字を下回る着地に。また、25年11月期予想レンジは23-47億円の赤字見通しとしている。市場コンセンサスは黒字転換であったため、ネガティブなインパクトにつながっているもよう。会社側では広告宣伝費の増加などを想定しているとみられる。 TSI HD<3608>:1216円 カ - 買い気配。国内不動産信託受益権の取得及び譲渡による特別利益の計上を前日に発表している。譲渡益として239億円強の計上を予定、それに伴い、25年2月期純利益は従来予想の40億円から150億円にまで上方修正している。つれて、年間配当金も従来計画の19円から65円にまで引き上げ、短期的な利回り妙味が高まる状況になる。また、今回の譲渡による株主還元策として、50億円の自己株式を追加取得するともしている。 ジャムコ<7408>:1528円 カ - 買い気配。米投資ファンドのベインキャピタルが同社を買収すると発表している。買収総額は約1000億円となるもよう。2月中旬めどにTOBを開始、TOB価格は1800円で前日終値に対し27.8%のプレミアムとなる。同社ではTOBへの応募を推奨としており、TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きになっている。TOB完了後にスクイーズアウトを実施、全株式を取得する計画。 note<5243>:628円 カ - ストップ高買い気配。米Google社と資本業務提携契約を締結すると発表している。第三者割当でGoogle社にnote株98万4200株を割り当てる。Google社の持株比率は6.01%となる。両社でnoteプラットフォーム上でのAI機能開発に関する連携やクリエイティブ領域での生成AIに関する開発で協業する。また、25年11月期の営業利益予想を前期比13.5%増の0.60億円と開示している。24年11月期は0.52億円で着地した。 ABEJA<5574>:1842円(+202円) 大幅に続伸。25年8月期第1四半期(24年9-11月)の営業利益を前年同期比66.7%増の0.94億円と発表している。大規模言語モデル(LLM)案件が牽引したことで想定を上回った。販管費の増加率は売上高成長率を下回っており、着実に成長しているとしている。通期予想は前期比24.2%減の2.20億円で据え置いた。進捗率は42.7%に達しており、第1四半期の順調な滑り出しが好感されているようだ。 TWOST<7352>:940円(-32円) 大幅に反発。25年8月期第1四半期(24年9-11月)の営業利益を前年同期比387.5%増の2.89億円と発表している。企業に対し、ITエンジニアリソースを提供するとともにITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスの拡大に注力した結果、利益が拡大した。第2四半期は組織体制強化の継続に加え、広告投資の加速を計画するとしている。通期予想は前期比30.6%増の6.20億円で据え置いた。 《ST》
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