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注目銘柄ダイジェスト(前場):ホクシン、伊勢化、ランビジネスなど

2024/12/23 11:51 FISCO
*11:51JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ホクシン、伊勢化、ランビジネスなど サツドラホールディングス<3544>:834円(+48円) 大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は8.8億円で前年同期比28.7%増となり、第1四半期の同1.4%増から増益率は大幅に拡大している。据え置きの通期予想14億円、前期比1.1%増に対しても好進捗の状況に。インバウンドや化粧品需要の回復に加え、客単価の上昇効果も寄与。前期に計上した衛生用品などの評価損の一巡、アプリ推進による収益基盤の改善なども収益向上要因となる。 ホクシン<7897>:116円(+17円) 大幅反発。ワークスタジオ、並びにモリリンと、廃棄衣類繊維を原料とする量産型繊維リサイクルボード「PANECO board M」の製造に関する基本協定書を締結したと発表している。各社の役割と協力体制を確認し、検討してきた量産のための設備発注開始など社会実装に向けて本格的に始動としている。2027年に設備の本格稼働を予定、100%廃衣料製品と51%廃棄衣類繊維ボードの2種類を予定しているようだ。 ランビジネス<8944>:231円(+22円) 大幅続伸。先週末に25年9月期の業績上方修正を発表している。営業損益は従来予想の7.5億円の赤字から一転、6.2億円の黒字に、13.2億円の損失見込みだった純損益は収支均衡水準にそれぞれ引き上げている。東京都中央区における販売用不動産の売却が決定したことが収益の上振れ要因となるもよう。売却額は24年9月期売上高の10%に相当する額以上で、物件の引き渡しは25年3月が予定されているようだ。 伊勢化<4107>:29320円(+3110円) 大幅反発。先週末に業績・配当予想の上方修正を発表している。24年12月期営業利益は従来予想の68億円から77億円、前期比45.4%増に引き上げ、ヨウ素の国際市況が想定を上回る水準で推移したほか、為替相場の円安推移なども業績上振れ要因につながったようだ。つれて、年間配当金も従来計画の320円から360円に引き上げ、前期比では90円の増配になる。 レボリュー<8894>:490円 ウ - ストップ安売り気配。先週末に遅延していた24年10月期の決算を発表、経常利益は3.3億円で前期4.1億円の赤字から黒字転換したものの、10月16日に上方修正した数値4.3億円は下振れる形に。また、25年10月期は7.9億円の赤字と、再度赤字に転落する見通しととなっている。WeCapitalの連結寄与で売上高は大幅に増加する見込みだが、連結時に発生したのれんの償却費の影響が負担となるもよう。支払利利息など営業外収益も悪化見込み。 Syns<290A>:671円(+29円) 大幅続伸。本日23日、自社6機目の小型SAR衛星StriXシリーズ打上げ完了を発表した。6号機は、2024年12月21日午後11時17分(日本時間)に米国Rocket Lab社のElectronロケットにより、ニュージーランドのマヒア半島にある発射場から打ち上げらた。その後予定通りの軌道投入に成功し、試験のための通信が正常に機能し、制御可能であることが確認されたようだ。同社は小型SAR衛星と関連システムの開発・製造を通じた衛星コンステレーションの運用とその取得データの販売及びソリューションの開発・販売を行っている。 ブルーイノベ<5597>:553円(+30円) 大幅続伸。前週末の大引け後に、いであ<9768>と戦略的業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表している。本提携を通じて、両社はドローンやロボティクス技術を活用した新たなソリューションの開発・提供を進め、公共インフラ維持管理の効率化や災害時対応力の向上を目指すようだ。それぞれの強みを活かし、水域・陸域・空域のシームレスなドローン・ロボティクス技術やドローンポートシステム等を活用した新たなソリューションを共同で開発する。ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。 レントラックス<6045>:756円(+34円) 大幅反発。前週末の大引け後に、月次業績を発表している。11月の取扱高は前年同月比15.2%増の24.40億円、売上高は同33.8%増の3.29億円と好調となっている。10月の月次業績が堅調ながら、やや落ち着いた内容だったこともあり、一段と安心感に繋がりそうだ。クローズド型ASPの成果報酬型広告サービス事業が主力。 《ST》
関連銘柄 9件
290A グロース
652
12/23 15:30
+10(%)
時価総額 0百万円
小型SAR衛星と関連システムの開発・製造を通じた衛星コンステレーションの運用とその取得データの販売及びソリューションの開発・販売を行う。同社グループの小型SAR衛星「StriX(ストリクス)」は従来の大型衛星に比べて重量比で約1/10の小型化を達成。 記:2024/11/14
3544 東証スタンダード
839
12/23 15:30
+53(%)
時価総額 11,945百万円
地域医療対応型ドラッグストアチェーン「サツドラ」を展開するサッポロドラッグストアーが中核。北海道札幌市に本社。地域マーケティング事業等も。25.5期は増収増益計画。EZOCA経済圏の拡大等に取り組む。 記:2024/07/01
4107 東証スタンダード
29,700
12/23 15:30
+3,490(%)
時価総額 152,510百万円
ヨウ素及びヨウ素化合物の製造・販売、天然ガスの採取・販売等を行うヨウ素及び天然ガス事業が主力。1927年創立。AGC傘下。塩化ニッケル等の金属化合物事業も。国内外の積極的な販売活動、安定生産強化等に注力。 記:2024/10/09
5597 東証グロース
530
12/23 15:30
+7(%)
時価総額 2,088百万円
ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。パイロット育成やドローンポートシステム等も。点検ソリューションでは屋内点検用ドローン、自動巡回点検用ロボットが販売拡大。 記:2024/06/25
6045 東証グロース
760
12/23 15:30
+38(%)
時価総額 6,062百万円
クローズド型ASPの成果報酬型広告サービス事業が主力。金融の取扱高シェアが高い。検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業等も。既存広告事業の強化、海外展開の拡充等に取り組む。 記:2024/07/26
7897 東証スタンダード
112
12/23 15:30
+13(%)
時価総額 3,178百万円
MDF(中質繊維板)メーカー。1931年創業。MDF「スターウッド」、高強度高耐水MDF「構造用スターウッド」を展開。LIXILなどが主要取引先。建材用途、フロアー基材用途、構造用途が主力。効率生産推進。 記:2024/08/22
8894 東証スタンダード
490
12/23 15:30
-100(%)
時価総額 54,953百万円
不動産販売・仲介等を行う不動産事業が主力。投資事業、不動産クレジット事業も手掛ける。絶景JAPANプロジェクトとして仕入れた物件は売却進める。渋谷区の開発用地は工事着工。東京都内中心に仕入れ活動継続。 記:2024/10/27
8944 東証スタンダード
221
12/23 15:30
+12(%)
時価総額 5,919百万円
不動産の賃貸・分譲や開発、建設、設計、施工監理等を行う不動産デベロッパー。紳士オーダースーツなどの服飾事業、外食事業等も。賃貸オフィスビル、レジデンスの稼働率維持に注力。服飾事業は販売網の拡充図る。 記:2024/07/04
9768 東証スタンダード
2,471
12/23 15:30
+20(%)
時価総額 18,530百万円
環境調査等を行う環境コンサルタント事業、社会インフラ関連のコンサル等を行う建設コンサルタント事業が柱。民間初の気象予報会社として1953年に創業。環境保全のコンサルタント事業の強化・拡大などに取り組む。 記:2024/08/09