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注目銘柄ダイジェスト(前場):日リーテック、JDSC、BSなど

2024/12/20 11:34 FISCO
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日リーテック、JDSC、BSなど 日リーテック<1938>:1326円(+199円) 大幅続伸。25年3月期の配当計画引き上げを前日に発表している。従来計画の36円から60円にまで引き上げ、前期比では25円の増配となる。前日終値ベースで見た配当利回りは5.3%となり、利回り妙味が高まる展開に。今年度については、政策保有株式の売却によって、年度中に得られる見込みの売却益全額を配当として還元することにしたようだ。来年度以降についても累進的な株主還元を継続すべく、資本収益性向上に努めるとしている。 ショーケース<3909>:349円 カ - ストップ高買い気配。オンライン本人確認/カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」が、三菱UFJ銀行提供の住宅ローン手続き本人確認プロセスに採用されたと発表している。これはオンライン上で本人確認作業を行うSaaS型のeKYCツール、公的個人認証サービス/JPKI(ワ方式)による照合や顔貌撮影と本人確認書類との照合を行う方式で、スマホやウェブからの本人確認を速やかに実行するもの。業容拡大につながるとの期待が先行。 カドカワ<9468>:3689円 ウ - ストップ安売り気配。ソニーGとの資本業務提携及び第三者割当実施を発表。25年1月7日実施の第三者割当増資をソニーGが引き受け、約10%の株式を保有する筆頭株主となる。コンテンツ分野での共同出資を検討するほか、コンテンツ制作の担い手の発掘などで連携へ。11月にはソニーGが同社買収に向け協議と伝わっていたため、その後は買収プレミアム期待が反映されていたが、追加出資の範囲にとどまったことでネガティブ反応が優勢に。 マーケットE<3135>:964円 カ - ストップ高買い気配。株主優待制度の拡充発表が材料視されている。従来は6月末100株以上の株主に対して、500円分のクオカードを贈呈していたが、25年6月末以降は、500株以上の株主に対して、6月末、12月末に25000円分のデジタルギフトを贈呈するとしている。前日終値ベースでは500株保有の株主の優待利回りは12.3%の水準となる。また、11月の月次売上高が前年同月比33.4%増と好調を維持していることもプラス材料に。 CYBOZU<4776>:2644円 カ - ストップ高買い気配。従来15円としていた24年12月期の年間配当金を未定に変更、業績の進捗や次期業績の見通しなどを踏まえ、増額を検討することにしたもよう。23年12月期年間配当金は14円であった。また、25年12月期の業績見通しをも公表している。営業利益は84.4億円で今期見込み比2倍の水準を見込んでいる。引き続き積極投資を行うものの、クラウド関連事業の堅調な売上増加を想定のもよう。 JDSC<4418>:993円(-94円) 大幅続落。中期経営計画(2025年6月期~2028年6月期)を策定したことを発表し、28年6月期に売上高266億円、営業利益18億円を目指すとした。同社は「AIでデータの真価を解き放ち産業の常識を塗り替える(“UPGRADE JAPAN”)」を長期ビジョンとして掲げ、更なる成長に向けて邁進するとしている。あわせて、連結子会社であるメールカスタマ―センターのデータマーケティング領域への参入も発表している。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的で、売りが優勢となっている。 アズーム<3496>:6850円(+150円) 反発。19日の取引終了後にパナソニック株式会社エレクトリックワークス社との間で業務提携契約を締結したことを発表し、好材料視されている。同契約は、アズームの月極駐車場管理システムサービス「CarParking One」と、パナソニックの電気自動車(EV)充電サービス「Resi-Charge(レジチャージ)」のサービス販売促進を目的としている。これにより、全国における月極駐車場不足の解消とEVの普及を促進し、持続可能なモビリティ社会の実現に寄与することを目指していくという。 BS<3623>:1625円(+82円) 続伸。24年12月期の業績予想及び配当予想を修正したことを発表し好感されている。24年12月期の業績予想は、売上高を39.55億円から42.10億円(6.5%増)へ、経常利益を4.89億円から6.14億円(25.4%増)へ上方修正した。また、期末一括配当を従来計画の12.00円から9.50円増配し、21.50円(前期実績は12.00円)に修正した。あわせて、25年12月期を初年度とし、27年12月期に売上高66億円、経常利益12億円を目標とする3ヵ年の中期経営計画を策定した。 《ST》
関連銘柄 8件
1938 東証プライム
1,266
12/20 15:30
+139(%)
時価総額 32,432百万円
JR東日本グループの総合電気工事会社。鉄道電気設備工事が主力。道路設備工事、送電線設備工事等も手掛ける。渋谷駅改良に伴う電車線路新設などで実績。業績は4Qに偏重する傾向。DX推進等で生産性の向上を図る。 記:2024/10/10
964
12/20 15:30
+150(%)
時価総額 5,145百万円
ネット型リユース事業が主力。総合買取サイト「高く売れるドットコム」等を通じて買い取った中古品をネットで販売。モバイル通信事業、メディア事業も手掛ける。農機具分野では新規顧客獲得など拡販施策を進める。 記:2024/10/03
3496 東証グロース
6,910
12/20 15:30
+210(%)
時価総額 41,647百万円
月極駐車場サブリースサービスなどの遊休資産活用事業が主力。CGグラフィックデータの制作・販売等を行うビジュアライゼーション事業も。サブリース台数は2.4万台超。月極駐車場以外の収益基盤創出などに取り組む。 記:2024/10/13
3623 東証グロース
1,573
12/20 15:30
+30(%)
時価総額 10,325百万円
収納代行やクイック入金、スマホ決済サービスPayBなど決済支援事業が主力。学費収納管理システム、キャッシュレス決済端末販売も。配当性向30%以上目安。クイック入金、デイリー口座振替など既存サービスを強化。 記:2024/10/24
3909 東証スタンダード
349
12/20 15:30
+80(%)
時価総額 2,992百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
4418 東証グロース
972
12/20 15:30
-115(%)
時価総額 13,388百万円
AIソリューション事業、フィナンシャル・アドバイザリー事業を展開。23年に買収したメールカスタマーセンター社が手掛けるマーケティング支援事業が柱に。マーケティング支援事業のDM発送代行は新規獲得が順調。 記:2024/09/01
4776 東証プライム
2,644
12/20 15:30
+500(%)
時価総額 139,492百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウドサービスの契約社数は6.4万社超。新規顧客獲得、グローバル展開などに注力。 記:2024/10/13
9468 東証プライム
3,689
12/20 15:30
-700(%)
時価総額 523,041百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13