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後場に注目すべき3つのポイント~引き続きエヌビディア決算待ちで売買手控え

2024/11/20 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~引き続きエヌビディア決算待ちで売買手控え 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、引き続きエヌビディア決算待ちで売買手控え ・ドル・円は伸び悩み、米金利に追随 ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は東京海上<8766> ■日経平均は反落、引き続きエヌビディア決算待ちで売買手控え 日経平均は反落。前日比172.08円安(-0.45%)の38242.35円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。 19日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は120.66ドル安の43268.94ドル、ナスダックは195.66ポイント高の18987.47で取引を終了した。ウクライナ・ロシア戦争の深刻化懸念に売りが加速し、寄り付き後、大幅安。低調な住宅着工件数を受けて成長懸念も浮上しダウは続落し終日軟調に推移した。一方、ナスダックは半導体エヌビディアの決算への期待や長期金利の低下で上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、まちまちで終了。 米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始した。日経平均は前日終値水準でスタートした後は、下げ幅をやや広げる場面も見られたが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。引き続き今晩のエヌビディア決算発表を前に様子見姿勢は強まっており、積極的な売買は手控えられ、プライム市場の売買代金は2兆円台に届かなかった。 日経平均採用銘柄では、通期予想を上方修正したものの、政策株式売却益を除いたベースでの利益は実質下方修正だったことから東京海上<8766>が大幅安となったほか、MS&AD<8725>、T&Dホールディングス<8795>も売られた。このほか、京王電鉄<9008>、日産自<7201>、マツダ<7261>、スクリーンHD<7735>、バンナムHD<7832>などが下落した。 一方、好業績のほか配当予想の上方修正や期待以上の自社株買い発表でSOMPO<8630>が買われて上場来高値を更新。また、創業家が今年度中に買収が完了すると報じられたことで7&iHD<3382>が買われ年初来高値を更新したほか、KADOKAWA<9468>の買収協議に入ったと報じられたソニーグループ<6758>も上昇。このほか、コニカミノルタ<4902>、ニデック<6594>、IHI<7013>、日本製鋼所<5631>などが買われた。 業種別では、保険、鉱業、空運、銀行、その他金融などが下落した一方、小売、繊維、電気・ガス、サービス、その他製品などが上昇した。 ランチタイムの為替は1ドル154円後半で推移しているが、為替も方向感に乏しく、株式市場への影響は限定的となっている。後場の東京市場も米エヌビディア決算発表待ちで積極的な売買は手控えられよう。ソニーグループや7&iHD、KADOKAWAなど既に材料が出ている銘柄にのみ関心が向かい、日経平均は38300円水準でのもみ合いを想定する。 ■ドル・円は伸び悩み、米金利に追随 20日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。早朝に154円52銭まで下落後は154円99銭まで値を上げる場面があった。ただ、米10年債利回りの上昇は一服し、節目付近の売りに押される展開に。ドルは上値の重さが嫌気され、正午にかけて失速した。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円52銭から154円99銭、ユーロ・円は163円77銭から164円29銭、ユーロ・ドルは1.0594ドルから1.0609ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・クオリプス<4894>、セルシード<7776>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は東京海上<8766> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・10月貿易収支:-4612億円(予想:-3919億円、9月:-2941億円) 【要人発言】 ・報道 「プーチン氏、最新の核ドクトリンで核兵器使用の拡大を承認」 「ロシア大統領府、ウクライナが西側ミサイル使用なら核で対抗も」 「ウクライナ、ロシア領内にATACMS使用で初の攻撃」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・10月消費者物価指数(前年比予想+2.2%、9月:+1.7%) ・16:00 英・10月生産者物価指数・産出(前年比予想:-1.1%、9月:-0.7%) 《CS》
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国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
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大阪大学発の再生医療ベンチャー。iPS細胞由来心筋細胞シートの開発、細胞培養上清液の製造・販売、製造開発受託サービス等を手掛ける。第一三共が筆頭株主。複数パイプラインの研究開発加速で収益の多角化図る。 記:2024/08/10
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樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
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11/20 15:30
+48.5(%)
時価総額 3,478,127百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6758 東証プライム
3,018
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時価総額 18,841,670百万円
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時価総額 1,404,340百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
419.4
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-9.3(%)
時価総額 1,770,168百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7261 東証プライム
1,006
11/20 15:30
-25.5(%)
時価総額 635,595百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
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時価総額 937,371百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7776 東証グロース
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時価総額 19,927百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24
3,131
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時価総額 2,066,460百万円
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8035 東証プライム
21,870
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時価総額 10,314,614百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,971
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時価総額 1,311,065百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
3,518
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-182(%)
時価総額 5,657,697百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井ダイレクト損害保険などを傘下に収める。総資産は27兆円超。事業・リスクポートフォリオなどの変革で安定収益基盤の構築を図る。 記:2024/10/09
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11/20 15:30
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時価総額 11,487,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
8795 東証プライム
2,427.5
11/20 15:30
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時価総額 1,429,798百万円
生保大手。太陽生命保険、大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険などを傘下に収める。独自のビジネスモデルによる競争優位性が強み。総資産は17兆円超。Z世代等との接点構築などでコアビジネスの強化図る。 記:2024/10/09
9008 東証プライム
4,082
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時価総額 524,745百万円
私鉄大手。東京都中西部で京王線や井の頭線、高尾線、相模原線などを運行。東京都多摩市に本社。京王百貨店等の流通業、不動産業、ホテル業等も。鉄道事業、バス事業は輸送人員の回復進む。不動産販売業の拡大図る。 記:2024/07/04
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+601(%)
時価総額 616,193百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13