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後場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算待ちで小動き推移

2024/11/19 12:20 FISCO
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~エヌビディア決算待ちで小動き推移 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、エヌビディア決算待ちで小動き推移 ・ドル・円は軟調、米金利の低下で ・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は反発、エヌビディア決算待ちで小動き推移 日経平均は反発。前日比208.52円高(+0.55%)の38429.37円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。 18日の米国市場はまちまち。ダウ平均は55.39ドル安の43389.60ドル、ナスダックは111.69ポイント高の18791.81で取引を終了した。材料乏しく寄り付き後、まちまち。11月NAHB住宅市場指数が予想外に改善したことや根強い成長期待が支えたが、ダウは利益確定売りに押され、終日軟調に推移した。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラの上昇や長期金利の低下、半導体エヌビディアの決算を期待した買いが支援し上昇。まちまちで終了した。 米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始した。日経平均は前日終値水準でスタートした後は、材料難から値幅の狭いレンジが継続。為替が1ドル154円台前半での小動きとなったことも影響して、積極的な売買は手控えられ、プライム市場の売買代金は1.7兆円台と2兆円を割り込んだ。 日経平均採用銘柄では、エヌビディアの最新半導体「ブラックウェル」に関連した不具合発生などを受けて、アドバンテスト<6857>が上昇。日銀による追加利上げ観測が意識されて、みずほ<8411>が16年ぶりの高値を更新したほか、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>も買われた。このほか、日本製鋼所<5631>、ニデック<6594>、フジクラ<5803>、荏原製作所<6361>などが上昇した。 一方、商船三井<9104>は、配当性向を40%に引き上げるとの報道があったものの、材料出尽くし感が先行し売られたほか、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>も弱い。このほか、コニカミノルタ<4902>、アステラス製薬<4503>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>が下落。メガバンクが上昇一方、しずおかFG<5831>、コンコルディア<7186>など地銀株はさえない。 業種別では、輸送用機器、非鉄金属、精密機器、ゴム製品、銀行などが上昇した一方、サービス、電気・ガス、海運、パルプ・紙、空運などが下落した。 東京市場は、20日に発表される半導体大手エヌビディアの24年8-10月期決算に関心が向かっており見極めムードが強い。後場の日経平均も小動き推移となりそうだ。エヌビディアは急成長がすでに一巡しており、8月の5-7月期決算発表では成長鈍化への懸念が悪材料となって株価は下落した。その後、株価は回復し上場来高値を更新したが、2024年11月-2025年1月期の見通しなどが勢い不足と市場に判断されれば、再び売られる可能性はある。前回とは異なりNYダウ構成銘柄にも採用されていることから、主要3指数に対する影響は非常に大きいことから警戒したい。 ■ドル・円は軟調、米金利の低下で 19日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、154円67銭から153円95銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.06ドル付近に持ち直した。一方、日経平均株価の反発で株高を好感した円売りが期待される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円95銭から154円67銭、ユーロ・円は163円12銭から163円90銭、ユーロ・ドルは1.0587ドルから1.0599ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・GMOフィナンシャルゲート<4051>、かっこ<4166>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・11月NY連銀サービス業活動:-0.5(10月:-2.2) ・米・11月NAHB住宅市場指数:46(予想:42、10月:43) ・米・9月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+2161億ドル(8月:+1088億ドル←+1114億ドル) ・米・9月対米証券投資全体:+3984億ドル(8月:+759億ドル←+792億ドル) 【要人発言】 ・関係筋 「トランプ氏側近が財務長官にFRB元理事のウォーシュ氏の起用支持を示唆」 ・ラガルドECB総裁 「欧州は改革や生産性において米国に遅れを取る」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
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時価総額 483,584百万円
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時価総額 1,073,347百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
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2,868
11/19 15:30
+127.5(%)
時価総額 3,420,288百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
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時価総額 3,715,688百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
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+337(%)
時価総額 7,230,073百万円
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887.2
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時価総額 1,073,171百万円
横浜銀行、東日本銀行の経営統合で誕生した持株会社。地方銀行で預金残高、貸出残高はトップクラスの規模。法人顧客は約25万社。配当性向は40%程度目安。ソリューションビジネスの深化・拡大などに取り組む。 記:2024/06/29
1,843.5
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3,676
11/19 15:30
+118(%)
時価総額 14,426,580百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
3,835
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時価総額 9,738,024百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9101 東証プライム
5,080
11/19 15:30
+7(%)
時価総額 2,341,880百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
5,529
11/19 15:30
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時価総額 2,004,561百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
2,173.5
11/19 15:30
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時価総額 1,467,486百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
49,620
11/19 15:30
+160(%)
時価総額 15,790,126百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25