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注目銘柄ダイジェスト(前場):サーティワン、トレードワークス、楽天グループなど

2024/10/21 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):サーティワン、トレードワークス、楽天グループなど ツガミ<6101>:1461円(0円) もみ合い。先週末に上半期業績・配当予想の引き上げを発表している。営業利益は従来予想の80億円から99億円、前年同期比66.6%増に引き上げ、想定以上に底堅い受注が維持できているもよう。中間期末配当金も従来計画の24円から27円に引き上げ。通期予想、期末配当金に関しては今後公表する予定としている。配当金引き上げはポジティブながら、第1四半期営業利益実績57.9億円から、業績の上振れにはインパクト限定的なもよう。 楽天グループ<4755>:961円(+39.6円) 大幅反発。楽天モバイルでは先週末に、契約数が800万回線を突破したと発表している。サービス本格提供開始から約4年半での達成となる。また、第三者機関が実施した最新調査において、楽天モバイルのMNOメイン回線利用が他キャリアと比較し最も増えていると発表されているもよう。8月7日時点では契約回線数は770万回線であった。モバイル事業の一段の改善が期待される展開に。 サーティワン<2268>:4320円(-325円) 大幅反落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は26.9億円で前年同期比39.0%増となり、通期予想は従来の19.3億円から22億円、前期比13.9%増に上方修正している。店舗オペレーションの改善や改装、デジタル施策の強化、コラボ企画や商品ラインナップの充実により、来店客数の伸長が持続したもよう。ただ、上半期までの高進捗からみて業績上振れは想定線と捉えられ、上振れ幅もやや限定的なことから出尽くし感が先行へ。 トレードワークス<3997>:1333円(+83円) 大幅続伸。先週末に株主優待制度の導入を発表しており、買い材料視されているようだ。毎年12月末日現在の600株以上保有の株主が対象となる。保有株式数に応じてポイントが進呈され、特設ウェブサイト「トレードワークス・プレミアム優待倶楽部」において、5000種類以上の商品から好みの商品を選定できるようになる。600株保有株主には3000ポイント、1000株以上保有株主には15000ポイントなどとなるようだ。 三和HD<5929>:3771円(+153円) 大幅反発。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の265億円から320億円、前年同期比15.4%増に引き上げ。一転しての2ケタ増益見込みとなる。米州事業および国内事業が堅調に推移しているほか、為替変動の影響もプラスに寄与したもよう。第1四半期の同14.5%増に続き、7-9月期も順調な推移が続いた形となる。通期業績予想は現在精査中としているが、上振れを意識する動きが優勢のようだ。 ネットスターズ<5590>:1162円(+15円) もみ合い。横浜市の完全キャッシュレスバス実証運行に、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」が採用されたことを発表した。完全キャッシュレスバスの実証運行は、横浜市交通局が国土交通省の実証運行に参画し、ベイサイドブルーと109系統特急の2路線で実施され、国内外のQRコード決済10ブランドを利用した運賃収受実証実験はベイサイドブルーのみで行われる。実証実験は24年11月6日から25年3月31日まで行われる予定。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。 グローバルセキュ<4417>:5720円(+190円) 反発。株主優待制度を新設することを発表、25年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上の同社株式を保有している株主を対象として株主優待制度を開始する。制度導入初年度は、保有株式数のみを条件とし、継続保有の条件は設けない。今後は、毎年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上の同社株式を保有し、かつ、1年以上継続保有している株主を対象として、一律でQUOカード2,000円分を贈呈するとしている。 ispace<9348>:672円(+11円) 続伸。18日の取引終了後、同社の米国法人であるispace-U.S.が米Astroport社と将来的な月面レゴリス研究のためのセンサー機器の月面輸送に関する協業について覚書を締結したことを発表し、好材料視されている。この覚書締結はispace-U.S.が現在開発を進めるAPEX1.0ランダー(月着陸船)または将来開発予定のランダーで、Astroportの科学的機器を月面へ輸送し、展開することを視野に入れたミッションに関する交渉をスタートさせる最初のステップとなる。 《ST》
関連銘柄 8件
4,000
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 38,580百万円
アイスクリーム専門店チェーン「サーティワン アイスクリーム」をFC展開。不二家と米バスキン・ロビンス社の合弁会社として1973年に設立。国内店舗数は1000店舗超。新規商業施設への出店強化を継続。 記:2024/06/25
3997 東証スタンダード
1,276
11/22 15:30
+77(%)
時価総額 4,396百万円
独立系システム開発会社。証券会社、FX会社等が主要顧客。ネット証券取引システム「TradeAgent」、証券取引所売買端末「MarsWeb」等が主力製品。米国株ネット取引システム、積立NISAは受注順調。 記:2024/10/07
4,885
11/22 15:30
-205(%)
時価総額 37,331百万円
標的型メール訓練サービス等のサイバーセキュリティ事業が主力。セキュリティ人材事業、セキュリティ教育事業も。持分法適用関連会社にブロードバンドセキュリティ。販路拡大、サービスラインナップの拡充等に注力。 記:2024/09/01
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5590 東証グロース
896
11/22 15:30
+33(%)
時価総額 14,961百万円
フィンテック事業を展開。マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」、DXソリューションの提供等を行う。高い技術力、開発力が強み。DX関連サービスでは展示会への積極的な出展等に取り組む。 記:2024/08/10
5929 東証プライム
4,544
11/22 15:30
+90(%)
時価総額 1,040,576百万円
総合建材メーカー「三和シヤッター工業」が中核の持株会社。鋼製シャッター、スチールドア、軽量引き戸などで国内トップシェア。北米、欧州など海外でも事業展開。シャッター、ドア事業のシェア拡大などに注力。 記:2024/08/10
6101 東証プライム
1,427
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 71,350百万円
工作機械メーカー。自動旋盤や研削盤、マシニングセンタ、転造盤等の製造、販売を行う。自動旋盤は中国でトップシェア。生産システムのトータル提案に強み。アジア市場への生産、販売、アフターサービス体制を強化。 記:2024/10/28
9348 東証グロース
521
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 48,604百万円
月面開発事業を展開。顧客の荷物を月周回軌道・月面まで輸送するペイロードサービスが中核。パートナーシップサービス、データサービス等も。「HAKUTO-R」ミッション2を最速で24年12月に打ち上げへ。 記:2024/10/05