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個人投資家・有限亭玉介:「トレンドに逆らうな」であれば石破総理関連株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

2024/10/12 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:「トレンドに逆らうな」であれば石破総理関連株に注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年10月7日10時に執筆 石破政権が発足して、政策の大まかな方針が明らかになってきました。所信表明演説の内容を聞いて、早速マーケットが動き始めているようですねぇ。期待と不安が入り混じった不安定な相場が続くかもしれませんな。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 10月4日の所信表明演説を聞いてあたくしが気になった点を簡単にまとめてみますと、自衛隊の処遇を含む国防や防災庁設置に関する事から、経済政策は物価上昇を上回る賃上げとの発言がありました。GXを含むエネルギー政策や農業も気になるテーマです。 全体の総括と致しましては、やはり一部メディアにも指摘されている通り、具体性に欠けるパッとしない所信表明演説という印象。石破首相の弱点と言われる経済分野は抽象的な目標は掲げられていたものの、具体的にどう行動していくかまでの言及はありませんでした。就任直後に株価が大暴落した影響なのか、就任前に掲げていた利上げ増税路線からは少し距離を取っているようにも思えます。 円高へ向かうと思われていたドル円の為替も、10月に入ってからは急速に円安方向へ振れました。為替市場も株式市場も動揺している事は確かでしょう。先が読めない不確実性が高まる相場としても、何かが起こればすぐに逃げ出せるよう備えているリスクオフのムードが見て取れますな。 石破首相のポリシーがかなり就任前とブレている事や解散総選挙が控えている事、さらには米大統領選挙や中東の地政学リスクまで考えると、複合的に材料が絡み合っている状況です。今はトレンドに逆らわず、素直に石破首相の関連銘柄に習うのも選択かもしれません。 ヨウ素生産で大手の伊勢化学工業<4107>は、直近でじわじわと下値を切り上げているようです。石破首相の所信表明演説でもGXを推進するとの内容が盛り込まれていましたな。ペロブスカイト太陽電池の素材にはヨウ素が使われ、同社に期待があるようです。 防衛関連として物色されている日本製鋼所<5631>は、直近で年初来高値を更新しました。10月に入り中東情勢の緊張が高まっている事でも思惑があるようです。トランプ氏が大統領に再任すれば、さらに物色される可能性があるか…。業績も堅調で、配当も増配傾向で好感されております。 船舶・航空計器大手の東京計器<7721>も防衛関連として物色が入っているようですねぇ。9月25日に発表した新型超音波流量計「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計UC-1」は、配管工事などが不要の「完全工事レス」でエネルギーの見える化を実現できるとの事。防衛関連以外でも脱炭素などのエネルギー関連でも思惑があるか。 半導体シリコンウエハーや爆薬やロケット推進薬を手掛けるカーリットHD<4275>は、磁気光学材料分野への参入が好材料視されている模様。イットリウム鉄ガーネット単結晶を同社傘下のシリコンテクノロジーが安定生産できる技術を確立しました。PBR1倍割れで、業績も堅調に推移しております。 業績が黒字転換している日本国土開発<1887>は、底を打って切り返すと25日線・75日線を上抜きました。PBRは1倍割れでの割安で、自社株買いにも積極的な様子です。土木工事が主力の同社は、防災庁関連として思惑があるか。10月15日の決算後も注視です。 最後も防災庁関連から日本基礎技術<1914>をチェックして参ります。地盤改良や地すべり対策工事に強みを持つ同社は、業績も拡大傾向です。地震や豪雨などの対策を石破政権が進めるのであれば、需要拡大する可能性もあると見ております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1887 東証プライム
486
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 47,752百万円
東日本地盤のゼネコン中堅。大規模造成工事に強み。東京国際空港などで施工実績。シンガポールなど海外でも実績。再生可能エネルギー事業等も。建設現場の省人化等に取り組む。手持ち工事進捗で建築事業は売上順調。 記:2024/06/09
1914 東証スタンダード
681
10/11 15:00
-7(%)
時価総額 21,006百万円
開発現場の基礎工事専門の建設会社。新国立競技場などで施工実績。官公庁やゼネコン各社などが主要取引先。防災・減災対策、環境・汚染対策等も。25.3期は増収増益計画。大型工事継続で米国現地法人の増収見込む。 記:2024/07/05
4107 東証スタンダード
21,070
10/11 15:00
+240(%)
時価総額 108,194百万円
化学メーカー。医薬品や消毒薬、エレクトロニクス製品向けにヨウ素化合物を提供する。世界の約15%のヨウ素を生産。金属化合物や天然ガスも手がける。23年12月期は要素の市況が堅調に推移した。円安も寄与した。 記:2024/04/14
4275 東証プライム
1,276
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 30,688百万円
化学品、電子材料品等の製造・販売を行う日本カーリットを中核とする持株会社。1918年創業。自動車用緊急保安炎筒でトップシェア。総還元性向は30%目安。過塩素酸アンモニウムは防衛用途の需要が伸びる。 記:2024/06/15
5631 東証プライム
5,660
10/11 15:00
+16(%)
時価総額 421,036百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
7721 東証プライム
3,180
10/11 15:00
-55(%)
時価総額 54,302百万円
計測・認識制御機器の総合メーカー。ジャイロコンパス、オートパイロットで世界トップシェア。油空圧機器、防衛・通信機器等も。船舶港湾機器事業は大幅増益。欧米は在来船向け機器が売上増。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/17