マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 22:58:34
15,112,425
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家hina:個人投資家としてすぐに連想すべきこと【FISCOソーシャルレポーター】

2024/10/2 8:19 FISCO
*08:19JST 個人投資家hina:個人投資家としてすぐに連想すべきこと【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年10月01日15時に執筆 『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】、J-WAVE【GROOVE LINE】レギュラー出演。TBS、テレ東ゲスト出演。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。来年改訂版を出版予定。 日本市場 本日の日経平均は徐々に切り返していくような動きとなっています。日経平均の寄り付きは+313円の38232円からのスタート。始値が安値となり、その後上昇して行く動きとなり、10時半には38600円台に、13時頃には38700円台に一時的に乗せていきました。昨日の石破ショック的な‐1910円の急落翌日である今日は、ショックの後の切り返しといった動きとなっています。先週金曜日までは高市トレード。昨日は石破ショック。そして本日は更に石破ショックからの巻き戻しと目まぐるしい動きが続きます。特に強い動きが目立っていたのが三菱重工<7011>でした。一時、+203.5円の2321円までつけていきました。「防衛関連は誰が首相になろうが取り上げられていくテーマ」とは言われていましたが、昨日は全体の投げに巻き込まれる形で‐3.5%ほどの下げになっていました。一日経って改めて物色の手が伸び、買いなおされたような形となっています。 バフェットさん銘柄 米バークシャーが円建て債を発行計画と報じられたことで、またバフェットさんが日本株の買い増しに動くのでは?と期待値が高まり、5大総合商社株が場中買い進まれました。バークシャーが日本で債券を発行してお金を調達しようとしているというもので、ではその調達したお金は何に使われるのか、といえば何らかの日本株を買い増し、もしくは新たな銘柄を買っていくのでは?という思惑が広がります。これはもうパターンになっていますので、バークシャーが資金調達=バフェットさんが日本株買い?という風に覚えておいてください。ここ試験に出ます。(いえ試験に出ませんし、そもそも試験もありません) 実は今年の4月にもバークシャーは円建て債を発行していて、その時も日本株の買い増しに動くのでは?と期待されたのですが、その後結局何も発表されなかったということもありますので、この報道だけで商社株の上昇がずっと続くというものにはならないかもしれません。 バフェットさんが商社株を買っているという話が初めて出たのは、2020年8月末でした。 その時は、事前に少しずつ少しずつ買い集めていき、その発表したあたりで商社5銘柄それぞれ発行済み株式の5%を超えるようにし、そこで一気に実は日本の商社を買っています、と発表したのだと思います。その後、更に商社を買い増しているという話もありました。 株は一つの銘柄の発行済み株式数の5%を超えて買ってしまうと、5%ルールというものがあり大量保有報告書の提出をする必要があります。つまり、一つの銘柄で5%以上の株を持ったものは、買ったことがアナウンスされるのです。それ以降は1%以上の増減があるたびに変更報告を出す必要があります。逆にいえば、5%に乗るまではそういった報告をする必要がないので、誰がその銘柄を買っているかなどはわからないわけです。 バフェットさんが日本の総合商社を買っているという話は皆の知るところとなったわけですが、上限9.9%までしか買わないとバフェットさん自身が言っており、その上限が近づいているということもありますので、商社が更にぎりぎりまで買い進まれて行くのかはわかりません。5大商社(三菱商事<8058>、三井物産<8031>、伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>、住友商事<8053>)以外に資金が行くのでは、という観測もありまして、なんの銘柄が買われるの?というのを市場関係者が予想しあうということもありましたが、なかなか次なる銘柄が発表されないままここまで来ています。次の銘柄がわからないから、とりあえずは買い増し期待のある商社が買われたという流れかなと思います。バークシャー=バフェットさんの次の投資先というのが市場の関心事というのは続きそうですね。 ---- 執筆者名:hina ブログ名:hinaの株ブログ 《TY》
関連銘柄 6件
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07