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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがすみやかに拡大する可能性は低い見通し
2024/9/12 8:07
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*08:07JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがすみやかに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は本日9月12日開催の理事会で追加利下げを実施する見込み。ユーロ圏におけるインフレ緩和の流れは続いているが、10-12月期に追加利下げを行う可能性は高まっていない。そのため、ECB理事会の結果判明後にリスク回避的なユーロ売り・円買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。 【ユーロ売り要因】 ・ECBによる9月追加利下げ観測 ・日欧金利差の縮小観測 ・ドイツのインフレ率低下 【ユーロ買い要因】 ・ユーロ圏のインフレ緩和のペースは緩慢との見方 ・日本銀行はある程度緩和的な金融環境を維持する可能性 ・米欧金利差縮小の可能性 《CS》
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