マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 3:22:50
15,325,181
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

37000円割れも押し目買いを入れにくい需給状況【クロージング】

2024/9/4 15:55 FISCO
*15:55JST 37000円割れも押し目買いを入れにくい需給状況【クロージング】 4日の日経平均は大幅続落。1638.70円安の37047.61円(出来高概算20億株)で取引を終えた。景気後退懸念を背景に前日の米国市場で主要株価指数が大幅に下落したほか、円相場が一時1ドル=144円台へと円高が進んだことが嫌気された。日経平均は取引開始直後に節目の38000円台を割り込み、前場中盤には37122.33円まで下押した。その後は、突っ込み警戒感から押し目を拾う動きもみられたものの、積極的なリバウンド狙いの買いは限られ、後場中盤になると、8月15日以来約3週間ぶりに一時37000円を割り込む場面があった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1500を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、鉱業、非鉄金属、証券商品先物、石油石炭、銀行の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、バンナムHD<7832>、ニトリHD<9843>、ZOZO<3092>、花王<4452>、イオン<8267>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>が軟調だった。 祝日明けの米国市場は、8月の米ISM製造業景況指数が47.2となり、市場予想(47.5)を下回ったため、米景気の先行き懸念が高まった。また、米司法省が「米半導体大手エヌビディアの反トラスト法(独占禁止法)違反の証拠を求め、エヌビディアなどに文書提出命令状を送付した」と伝わったことも投資マインドを悪化させた。米国では半導体株が大きく売られており、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好となった。東エレクなど半導体株は終日軟調な推移が続いたことから押し目買いを入れにくい需給状況だった。 日経平均は再び1000円を超える大幅安となった。ISM製造業景況指数が弱かったことが米国のリセッションへの不安感を増幅する形になったようだ。また、自民党総裁選の争点が金融所得課税増税となりそうなことも投資家心理を悪化させたとみられる。米景気については、5日に発表される8月のISM非製造業景気指数や6日の雇用統計の結果を見極めたいとの思惑が強い。日経平均は調整幅としては十分だが、米経済指標にらみのなか、押し目買いを慎重にさせそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4452 東証プライム
6,208
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 2,892,307百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8267 東証プライム
3,608
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 3,145,905百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17