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4万円を目前に戻り待ちの売り圧力【クロージング】

2024/7/23 16:11 FISCO
*16:11JST 4万円を目前に戻り待ちの売り圧力【クロージング】 23日の日経平均は小幅ながら5営業日続落。4.61円安の39594.39円(出来高概算は13億8000万株)で取引を終えた。前日の米国市場はハイテク株主導で買われ、主要株価指数が反発したことから、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株に買い戻しが先行。日経平均は取引開始直後に39927.89円まで上昇した。しかし、心理的な節目である4万円を目前に戻り待ち売りが出たほか、日銀の政策正常化への思惑から円相場が1ドル=156円台へと円高に振れていることが重荷となり、前場終盤にかけて上げ幅を縮めると、後場は前日終値を挟んだ膠着となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、海運、銀行、ゴム製品、ガラス土石など22業種が上昇。一方、精密機器、電気ガス、その他製品、電気機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ニトリHD<9843>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、TDK<6762>が軟調だった。 前日の米国市場は、バイデン米大統領が大統領選から撤退し、後継候補としてハリス副大統領を支持する意向を示したため、トランプ前大統領の優位が揺らぐ可能性もあるとして、対中規制への警戒感がやや和らぐ格好となった。エヌビディアなど半導体株が買われた流れを引き継ぐ格好から始まったが、米国の時間外取引でNXPセミコンダクターズが業績見通しが予想に届かなかったとして急落していたこともあり、本格化する決算を見極めたいとのムードも強く、買い一巡後は持ち高調整の動きが優勢となった。 また、自民党の茂木敏充幹事長が22日講演で、「日銀は段階的な利上げの検討も含め金融政策の正常化方針をもっと明確に打ち出す必要性がある」と語ったと伝わり、銀行など金融株に値を上げる銘柄が目立った。ただ、政策正常化への思惑から円相場が円高に振れているため、相場の重しになった面もある。本日は方向感の定まらない展開となったが、業績予想を上方修正した郵船<9101>が大幅に反発し、他の海運株も軒並み上昇するなど、投資家の関心は企業業績に移っており、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
4519 東証プライム
6,577
9/6 15:00
-48(%)
時価総額 11,043,164百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
2,646
9/6 15:00
+1(%)
時価総額 3,944,384百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6762 東証プライム
9,142
9/6 15:00
-60(%)
時価総額 3,554,154百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,868
9/6 15:00
-82(%)
時価総額 4,495,880百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
3,897
9/6 15:00
-51(%)
時価総額 3,934,205百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
4,797
9/6 15:00
-48(%)
時価総額 2,447,262百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9843 東証プライム
22,015
9/6 15:00
+105(%)
時価総額 2,519,463百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
44,100
9/6 15:00
+80(%)
時価総額 14,033,546百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,708
9/6 15:00
-138(%)
時価総額 13,280,529百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17