マーケット
9/18 15:15
36,380.17
+176.95
41,606.18
+509.41
暗号資産
FISCO BTC Index
9/19 8:12:12
8,687,639
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米大統領選の不透明要因から4万円割れ【クロージング】

2024/7/22 17:07 FISCO
*17:07JST 米大統領選の不透明要因から4万円割れ【クロージング】 22日の日経平均は大幅に4営業日続落。464.79円安の39599.00円(出来高概算は13億4000万株)と終値ベースで3週間ぶりに節目の4万円を割り込んで終えた。バイデン米大統領は21日、大統領選からの撤退を表明した。トランプ前大統領の再選の可能性が高まるなか、米中対立の深刻化など今後の政策運営に対する警戒感もくすぶるなか、ヘッジファンドなどの持ち高調整の動きが優勢となった。日経平均は4万円を割り込んで始まると、後場中盤に向けて下げ幅を広げ、一時39519.39円まで下押した。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、陸運、水産農林、食料品、パルプ紙の4業種が上昇。一方、精密機器、海運、電気機器、機械、鉱業など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、大塚HD<4578>、中外薬<4519>、花王<4452>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、信越化<4063>が軟調だった。 前週末の米国市場は、世界的なシステム障害に伴う経済活動の混乱などが懸念されるなかリスク回避の動きが強まり、主要株価指数は下落。シカゴ日経225先物は一時39570円まで売られていた。この影響から売り優勢の相場展開となった。システム障害は回復したとして買い戻しの動きなども意識されていたが、節目の4万円を回復できなかったことで反対に戻り待ち狙いの売りが入りやすかった。また、バイデン氏が大統領選から撤退したことで、トランプラリーもいったん出尽くしといった見方に向かわせたようだ。 バイデン氏の撤退はある程度想定されていただけに、大きなサプライズはないが、週明けの米国市場がどう反応するのか見極めたいところであろう。また、19日の米国市場では、2024年4-6月期の売上高が予想に届かなかったトラベラーズが7%を超える急落となりNYダウを押し下げたほか、アメックスも決算が嫌気されていた。本格化する決算内容に振らされやすい需給状況のなか、短期的な売買が中心になりそうである。そのほか、しばらくはハイテク株の底入れを見極める必要があるだろう。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,615
9/18 15:00
-23(%)
時価総額 11,365,451百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4452 東証プライム
6,870
9/18 15:00
-76(%)
時価総額 3,263,250百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4519 東証プライム
6,754
9/18 15:00
-113(%)
時価総額 11,340,358百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4578 東証プライム
7,868
9/18 15:00
-176(%)
時価総額 4,389,054百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
6762 東証プライム
8,615
9/18 15:00
+101(%)
時価総額 3,349,271百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,125
9/18 15:00
+109(%)
時価総額 4,692,785百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,465
9/18 15:00
+25(%)
時価総額 10,595,235百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,721
9/18 15:00
-16(%)
時価総額 10,878,034百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04