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注目銘柄ダイジェスト(前場):富士製薬、ブロンコB、WOLVESなど

2024/7/19 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):富士製薬、ブロンコB、WOLVESなど フルヤ金属<7826>:4505円(+85円) 反発。前日に業績予想の下方修正を発表、24年6月期営業利益は従来予想の102億円から97億円、前期比15.5%減に引き下げ。薄膜部門やファインケミカル・リサイクル部門の売上回復の遅れなどが背景となるもよう。ただ、第3四半期までの状況からは下振れ懸念も強かったようで、ネガティブな反応は限定的。一方、記念配当30円の実施により、年間配当金は従来予想の256円から286円に引き上げている。 北日本紡績<3409>:104円(+6円) 一時ストップ高まで急伸。メディロムの子会社であるMEDIROM MOTHER Labsが開発した、世界初の充電不要のスマートトラッカー「MOTHER Bracelet」の販売店契約を締結したと発表。また、メディロムグループとの戦略的販売業務提携に関する協議も開始したとしている。従来のウェアラブルデバイスでは、充電切れによるデータの欠損が課題とされていたようだ。同社ヘルスケア事業の成長につながるものと期待が高まっているようだ。 富士製薬<4554>:1440円(-111円) 大幅続落。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。割当先は野村證券となる。これによる差引手取概算額は約9.2億円となるもよう。複数の回号の新株予約権の行使価額を異なるターゲットの株価水準に設定しており、当初行使価額は第1回が1564円、第2回が2000円、第3回が2700円となる。新株予約権が全て行使された場合の希薄化は19.79%となるもようで、潜在的な希薄化を懸念する動きが先行。 ブロンコB<3091>:3540円(-260円) 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は12.2億円で前年同期比2.1倍となり、従来予想の9.4億円を大幅に上回る着地になっている。つれて、通期予想は従来の19.5億円から22.7億円、前期比38.0%増に上方修正している。既存店売上高の好調推移などが業績上振れの主因。年間配当金も従来計画20円から24円に引き上げ。ただ、第1四半期の利益水準から業績上振れは織り込み済み、修正幅は想定線とみられ出尽くし感が先行。 ディスコ<6146>:52680円(-2580円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は334億円で前年同期比96.7%増となり、ほぼ市場コンセンサス水準での着地とみられる。単体速報値をすでに発表していることからもサプライズは限定的。一方、上半期計画は660億円で同46.6%増の見通しとしており、7-9月期前提の営業利益326億円はコンセンサスを100億円強下振れている。保守的な計画とはみられるものの、高値警戒感も残る中で見切り売り先行の動きにつながる。 WOLVES<194A>:1149円(+150円) ストップ高。Cancer Precision Medicineと獣医療分野におけるリキッドバイオプシーによるがんの早期発見に係る共同研究契約を締結したと発表し、好感されている。ヒト医療分野においてリキッドバイオプシーは、がんの早期診断や再発モニタリングなどに有用であると期待され、活用が始まっている。獣医を中心とした臨床基盤および治験機会をより効率的に活用し、多額の資金を調達することなく動物医療の収益拡大につなげるとともに、イヌやネコなどの動物のがんの早期発見に貢献していく。 NexTone<7094>:1651円 カ - ストップ高買い気配。18日の取引終了後、米国における著作権使用料徴収のための徴収代行契約締結及び全世界のYouTube動画視聴における著作権使用料直接徴収を開始したことを発表し、好感されている。管理作品が利用されている動画の特定精度が飛躍的に向上することに加えて、著作権者への使用料分配スケジュールの早期化が図られ、管理作品の利用地域や再生回数等の詳細情報を著作権者に提供することが可能となる。 ヘッドウォーター<4011>:11420円(+110円) 反発。18日の取引終了後、ソニーセミコンダクタソリューションズが提供するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」とインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を活用した視認検知ソリューションの導入支援サービスを開始したことを発表し、好材料視されている。また、同社はソニーセミコンダクタソリューションズによる国内コンビニエンスストア500店舗への視認検知ソリューション導入に対する支援を行ったという。 《ST》
関連銘柄 8件
194A 東証グロース
791
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 6,307百万円
動物病院の運営が主力。関西、関東、九州・沖縄でドミナント展開。ペットサロンの運営、動物病院向け顧客管理システム「わん太郎」の開発・販売等も行う。通常診療から高度診療まで対応できるシームレス体制が強み。 記:2024/10/27
3091 東証プライム
3,690
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 55,642百万円
ステーキハウスブロンコビリーを東海中心に展開。「厚切りとんかつ京風おばんざい かつひろ」の運営等も。炭焼きステーキ・ハンバーグなどが特徴。24年9月末で154店舗展開。とんかつ業態の育成などに注力。 記:2024/10/27
3409 東証スタンダード
76
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,633百万円
アラミド繊維原料など合繊紡績糸の製造・販売を行う。帝人からの受託生産が多い。中東向け民族衣装用生地なども手掛ける。中部薬品工業を傘下に収める。防犯防災セキュリティ管理システム販売でリコーリースと業務提携。 記:2024/10/28
4011 東証グロース
8,750
11/22 15:30
-150(%)
時価総額 16,608百万円
生成AIソリューションやエッジAI開発等を手掛けるAIインテグレーションサービス、DXコンサル等を行うDXサービスが柱。AIプロダクト「SyncLect」の提供も。GPTサービスのラインナップ拡充図る。 記:2024/10/13
4554 東証プライム
1,458
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 36,091百万円
医療用医薬品メーカー。女性医療、急性期医療に強み。造影剤、経口避妊剤などが主力。ヨード造影剤の国内数量トップシェア。富山県に工場を保有。月経困難症治療剤アリッサ配合錠は日本における製造販売承認を取得。 記:2024/10/20
6146 東証プライム
42,590
11/22 15:30
+210(%)
時価総額 4,613,221百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
7094 東証グロース
1,486
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 14,772百万円
音楽著作物の著作権管理会社。イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランスの合併・事業統合で2016年に誕生。音楽配信事業等も。レコチョクを子会社化。25.3期は管理楽曲数、取扱原盤数の順調増を見込む。 記:2024/07/04
7826 東証プライム
3,510
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 89,119百万円
工業用貴金属製品の製造・販売を行う。イリジウム、ルテニウムの取り扱いに特化。熱電対、貴金属化合物などの製造も。有機EL燐光材用原料などで世界トップシェア。サーマル製品では高付加価値製品の投入を拡大。 記:2024/08/22