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前場に注目すべき3つのポイント~薄商いながらも先高期待の強い相場展開に~

2024/7/5 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~薄商いながらも先高期待の強い相場展開に~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■薄商いながらも先高期待の強い相場展開に ■キユーピー、24/11上方修正 営業利益340億円←310億円 ■前場の注目材料:GSIクレオス、中南米で透析装置拡販、診療所と一体展開 ■薄商いながらも先高期待の強い相場展開に 5日の日本株市場は、こう着感が強まりそうだが、薄商いながらも先高期待の強い相場展開になりそうだ。4日の米国市場は、独立記念日の祝日で休場となり、海外勢のフローが限られる。日経平均株価は前日まで5営業日続伸で3月22日以来の史上最高値を更新したこともあって、目先的な達成感も意識されやすいだろう。急ピッチの上昇に対する過熱感も警戒されるなか、利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。 一方で、今週は後場に入り日経平均型のインデックス買いが断続的に入っていることが観測されている。昨日はソフトバンクG<9984>が後場に入り動意が強まり、2000年2月のITバブル時に付けた最高値を更新していた。インデックス買いによって指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する形になっている。海外勢のフローが限られるなか、引き続きインデックスに絡んだ資金流入が継続するようだと、強い基調が続くことになろう。 また、足もとの急ピッチの上昇による過熱感は警戒されやすい一方で、日経平均株価が最高値を更新するなかで買い遅れているファンドなどの資金流入が強まる可能性もありそうだ。そのため、明確な調整が入らない状況が続くようだと、押し目待ち狙いの買いなども、エントリータイミングを引き上げてくると考えられる。 来週にはパッシブ型ETFの決算に伴う分配金拠出に関わるポジション解消の売り需要が見込まれている。この売りを警戒した動きから積極的な上値追いの動きはなさそうだが、想定されている売り需要のため、これに向かう形での買いも控えているだろう。また、祝日明け後には6月の米雇用統計の発表が控えているが、雇用者数と賃金の伸び鈍化が見込まれており、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げを後押しする可能性がある。 米雇用統計の結果を受けた長期金利の低下が意識されるなか、ハイテク株などへの押し目買い意欲は強そうだ。また、国内においても経済界では行き過ぎた円安に懸念を示したうえで、金利を上げるというメッセージを早急に出す必要があるとの認識を示している。日銀による政策変更が意識されるなか、金融セクターなどへの物色も強まりやすいだろう。 ■キユーピー、24/11上方修正 営業利益340億円←310億円 キユーピー<2809>は2024年11月期業績予想の修正を発表。売上高は4800億円から4860億円、営業利益を310億円から340億円に上方修正した。市販用、業務用、海外それぞれのセグメントでの売上伸長や、それに伴う収益改善が当初想定を上回る進捗であった。あわせて配当予想を修正しており、期末の配当予想については、1株当たり27円から、4円増額となる31円に増額修正した。(年間配当は50円から54円) ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(40913.65、+332.89) ・大阪夜間取引の日経先物は上昇(40910、大阪日中比+20) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・GSIクレオス<8101>中南米で透析装置拡販、診療所と一体展開 ・JR九州<9142>スカイドライブと、空飛ぶクルマ事業化で連携 ・NTT<9432>NTTドコモ、今年度内に「サブ6」エリア関東3割増、通信品質向上 ・ホンダ<7267>損保4社・三菱UFJ銀など、同社株5000億円売却 ・フェローテックHD<6890>持ち分会社の上場申請取り下げ ・三菱重<7011>子会社のMSJ資産管理が特別清算開始 ・ゴールドウイン<8111>三菱商事などと、CO2由来原料でポリ繊維供給網 ・鴻池運輸<9025>サントリー・ダイキンなど4社でダブル連結トラック輸送開始 ・豊田通商<8015>遠隔で心電データ解析、医療機関にリポート ・ホンダ<7267>1―6月の新車販売、「N-BOX」3年連続首位、唯一の10万台超え ・日立<6501>格子面の磁場観察に成功、不均一試料向け手法開発 ・住友化学<4005>医薬品事業を強化、開発製造受託・再生・細胞医薬柱に ・東レ<3402>非破壊X線検査向けシンチレーターパネル、輝度・耐久性向上 ・JFEHD<5411>JFEスチール、仮想空間に高炉再現、インド製鉄のDX支援 ・中国電力<9504>廃棄太陽光パネルで発電所、こっこー等4社で再利用とリサイクル提携 ・東北特殊鋼<5484>新中計、26年度売上高260億円 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月家計支出(前年比予想:+0.3%、4月:+0.5%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 17件
2809 東証プライム
3,526
7/8 15:00
+126(%)
時価総額 498,929百万円
マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
3402 東証プライム
759.9
7/8 15:00
+13.1(%)
時価総額 1,239,762百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4005 東証プライム
366
7/8 15:00
-1.3(%)
時価総額 606,045百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
5411 東証プライム
2,326.5
7/8 15:00
-42.5(%)
時価総額 1,429,490百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5484 東証スタンダード
2,050
7/8 0:00
±0(%)
時価総額 15,478百万円
大同特殊鋼系列の特殊鋼メーカー。1937年創業。吸・排気エンジンバルブ「耐熱鋼」、電⼦燃料噴射装置「電磁ステンレス鋼」で国内トップシェア。電動車用商品のマーケティング強化、製造ラインの見直し図る。 記:2024/06/04
6501 東証プライム
3,646
7/8 15:00
-63(%)
時価総額 16,904,931百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
2,730
7/8 15:00
±0(%)
時価総額 128,149百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7011 東証プライム
2,045
7/8 15:00
+9(%)
時価総額 6,899,110百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7267 東証プライム
1,700
7/8 15:00
-33(%)
時価総額 9,238,285百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8015 東証プライム
3,239
7/8 15:00
-39(%)
時価総額 3,440,369百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8101 東証プライム
2,230
7/8 15:00
-43(%)
時価総額 28,165百万円
原糸・繊維原料等の販売・輸出入を行う繊維事業、半導体製造関連製品等を扱う工業製品事業を軸とする商社。自社ブランド「MR.HOBBY」は模型用塗料で国内トップシェア。サステナブル事業分野に積極投資。 記:2024/06/04
8111 東証プライム
8,860
7/8 15:00
-157(%)
時価総額 420,389百万円
スポーツアパレルメーカー。「ゴールドウイン」や「ノースフェイス」、「ヘリーハンセン」等のアウトドアブランドを展開。ノースフェイスなどの販売は計画通り進捗。営業外収益増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
9025 東証プライム
2,307
7/8 15:00
-23(%)
時価総額 131,388百万円
物流会社。鉄鋼や食品、生活、空港、メディカル等の分野の物流工程や生産・サービスの工程の請負業務を一貫して担う。今上期は空港の取扱量の増加や生産請負の単価上昇等が寄与した。価格改定や業務効率化等により増益。 記:2024/02/13
9142 東証プライム
3,498
7/8 15:00
+26(%)
時価総額 550,242百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループは収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
9432 東証プライム
154.3
7/8 15:00
-1.6(%)
時価総額 13,971,914百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9504 東証プライム
1,010
7/8 15:00
-22.5(%)
時価総額 391,027百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11
9984 東証プライム
11,270
7/8 15:00
+45(%)
時価総額 19,417,692百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17