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注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、藤田観、三菱自など

2024/6/19 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPパートナー、藤田観、三菱自など KOKUSAI<6525>:4800円(-200円) 4日ぶり大幅反落。前日には上場後初めてとなるIR Dayを開催している。市場見通しの詳細や中期目標のアップデートがなされており、今後3-4年の時間軸で、WFE1200億ドル以上(従来1100-1200億ドル)、売上高3300億円(同3000-3300億円)としている。サプライズは限定的で、足元期待感も先行していたとみられ、出尽くし感が優勢のもよう。なお、CLSA証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「セル」に格下げのようだ。 FPパートナー<7388>:2605円(-700円) ストップ安。「生保業界のビッグモーター」にすり寄る生保、と題される一部メディア報道を受け、株価は12日以降急落していたが、本日はあらためて下げ幅を広げる動きに。同社と販売を委託している生保各社との取引を巡り、金融庁が実態調査に乗り出していることがわかったと伝わり、一段の警戒感につながっているもよう。過剰な便宜供与や実質的な利益供与の疑いが強まれば、立入検査に踏み切ることも視野に入れているとされている。 藤田観<9722>:8030円(+910円) 大幅続伸。前日もストップ高水準まで買い上げられている。シンガポールの投資ファンドである3Dインベストメント・パートナーズが、31.9%を保有する大株主のDOWAから同社株を購入する意向があると伝わっており、再編プレミアムへの思惑が先行する状況になっているもよう。DOWAHD取締役会に送られた書簡では、保有する同社株全株を購入する意向などとも一部海外メディアでは伝わっているようだ。 さくら<3778>:5010円(+60円) 買い優勢。子会社のプラナスソリューションズが、情報・システム研究機構 国立情報学研究所から「令和6年度大規模言語モデル構築向けクラウドサービス一式」を受注したと発表している。受注総額は約27.9億円で、25年3月までに提供予定としている。ポジティブ材料とされているほか、本日から公募株式の発行価格決定期間入りとなっており、価格決定後の買い戻しの動きなども視野に入れているようだ。 三菱自<7211>:456円(+38.3円) 大幅続伸。25年3月期の株主還元を拡大する方針との報道が伝わっている。業績回復やネットキャッシュの積み上がりを背景に、1株15円としている今期の年間配当予想額の上積み、並びに、18年以来の自社株買いも視野に入れるようだ。電動化などの成長投資の計画にめどがついた段階で、追加還元の具体策を決めるとされている。ちなみに、今期の配当性向は期初時点で15%台の見通しにとどまっている。 ストレージ王<2997>:657円 カ - ストップ高買い気配。記念株主優待を実施するとともに、通年でも株主優待制度を導入すると発表している。上場3年目を迎えた記念として、7月31日時点の株主を対象にQUOカード2000円分を贈呈する。また、自社株式への投資魅力を高めるため、毎年1月31日時点の株主を対象に保有株数と継続保有期間に応じてQUOカード3000-6000円分及び自社のトランクルーム割引券2000-5000円相当を贈呈する。 ビートレンド<4020>:759円(+6円) 大幅高。自社が開発・戦略パートナーとしてパルコデジタルマーケティング(東京都渋谷区)とともに提供しているエコテックサービス「wezero」について、ワタミ<7522>、J.フロントリテイリング<3086>傘下の大丸松坂屋百貨店、パルコなど10社以上が利用を開始したと発表している。サステナブル・ESG施策を進める商業施設や専門店、外食企業の参画を促すため、無料トライアルキャンペーンを7月末まで実施する。 カイオム<4583>:128円(+1円) 反発。キッズウェル・バイオ<4584>とバイオシミラー医薬品開発等に関する業務提携基本合意書を締結すると発表している。両社が保有するバイオ医薬品開発にかかる経験やノウハウを共有するとともに、開発投資に関する費用を分担する。両社の協業で開発する細胞株や製造プロセス等の製薬企業への導出や譲渡により得られる収益は、両社でプロフィットシェアし、新たな収益源としての確立を目指す。 《ST》
関連銘柄 11件
2997 東証グロース
848
11/22 15:30
-53(%)
時価総額 1,565百万円
トランクルーム運営管理事業が主力。コンテナ型、ビルイン型トランクルームを首都圏、西日本等で展開。トランクルーム開発分譲事業、その他不動産取引事業も。部屋数は1万超。既存店舗の稼働室数の維持、拡大図る。 記:2024/09/03
1,719
11/22 15:30
+12.5(%)
時価総額 465,103百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
3778 東証プライム
4,920
11/22 15:30
+445(%)
時価総額 206,104百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4020 東証グロース
699
11/22 14:02
±0(%)
時価総額 1,538百万円
スマートCRMプラットフォーム「betrend」の提供、メールマーケティングサービス等を手掛けるCRMサービス部門が主力。カスタマイズサービス、DM印刷等も。メールマーケティングサービスの再成長目指す。 記:2024/08/29
180
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 9,475百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
4584 東証グロース
121
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 4,919百万円
北海道大学発ベンチャーとして2001年に創業。バイオシミラー事業、細胞治療(再生医療)事業を手掛ける。ノーリツ鋼機の持分法適用関連会社。カイオム・バイオサイエンスと業務提携。細胞治療事業等にリソース集中。 記:2024/07/08
2,210.5
11/22 15:30
+15.5(%)
時価総額 521,789百万円
半導体製造装置専業メーカー。日立国際電気から独立。成膜プロセス、膜質改善プロセスを軸に事業展開。バッチALD対応成膜装置に強み。海外売上比率は8割超。生産・開発、販売・サービス体制の拡充などに取り組む。 記:2024/10/05
7211 東証プライム
439.3
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 654,681百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7388 東証プライム
2,951
11/22 15:30
-64(%)
時価総額 67,646百万円
無料FP相談サイト「マネードクター」、来店型店舗「マネードクタープレミア」を運営。30~40代の顧客に生命保険や損害保険を販売。保有契約件数は伸長も営業費用増が重し。26.11期売上高480億円目標。 記:2024/10/19
7522 東証プライム
1,040
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 44,392百万円
居酒屋「三代目鳥メロ」や「ミライザカ」、「焼肉の和民」等の外食事業を手掛ける。現在は国内売上トップの宅食事業が柱に。有機農産物の生産販売等も。宅食事業の営業拠点数は520ヶ所超。配当性向20%以上目安。 記:2024/06/18
9722 東証プライム
9,350
11/22 15:30
+210(%)
時価総額 114,135百万円
ホテル椿山荘東京、新宿ワシントンホテルなど宿泊施設の運営を行う。箱根小涌園ユネッサン、下田海中水族館などのリゾート事業も。WHG事業では海外向けセールスを強化。リゾート事業では既存施設の商品力強化を図る。 記:2024/08/01