マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 3:14:00
15,199,213
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

期初の益出し売りなどが膨らみ2週間ぶりに4万円の大台割れ【クロージング】

2024/4/1 16:25 FISCO
*16:25JST 期初の益出し売りなどが膨らみ2週間ぶりに4万円の大台割れ【クロージング】 1日の日経平均は大幅反落。566.35円安の39803.09円(出来高概算18億9000万株)と3月18日以来、約2週間ぶりに4万円の大台を割り込んで取引を終えた。米国の個人消費支出(PCE)物価統計伸び鈍化や中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)の改善を背景に買い先行で始まり、取引開始直後には40697.22円まで上昇した。ただ、新年度入りに伴い、国内機関投資家などから利益確定売りが次第に増えたほか、市場参加者が少ないことも買い見送りムードにつながり、日経平均はマイナスに転じ、後場取引開始直後には39706.45円まで水準を切り下げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300を超え、全体の8割を占めた。セクター別では、ゴム製品を除く32業種が下落し、石油石炭、証券商品先物、その他金融、輸送用機器、銀行の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、オムロン<6645>、SMC<6273>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。 3月29日に発表された2月の米PCE物価コア指数は前年同月比2.8%上昇となり、1月の2.9%上昇から伸びが鈍化し、インフレが鈍化傾向に入りつつあるとの見方が広がった。また、31日に発表の3月の中国製造業PMIは50.8となり、6カ月ぶりに好不況の分岐点である50を上回った。米経済の軟着陸期待や中国の景況感改善を背景に日本株には買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。しかし、新年度に入ったことから機関投資家のポートフォリオの見直しに伴う益出しの売りが次第に増えたとの声が多く、買い一巡後は売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時600円を超える場面があった。 売りが優勢の展開となったとはいえ、米国市場が3連休だったことで取引参加者が減少しているなか、機関投資家の利食いの影響が目立つ格好とみられる。何か悪材料があった訳ではないとの見方が大勢だ。また、取引開始前に発表された3月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)も大企業製造業の業況判断DIは4期ぶりに悪化したが、これまでに伝わっていた内容通りで相場の方向性を決定づけるほどの材料ではなかったとの受け止めが多い。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
6273 東証プライム
66,580
11/22 15:30
-230(%)
時価総額 4,485,428百万円
空気圧制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器、温調機器等の製造・販売を行う。空気圧機器で世界トップシェア。豊富な品揃えなどが強み。千葉県柏市の新技術センターは25年9月に完成予定。 記:2024/10/04
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17