マーケット
7/26 15:15
37,667.41
-202.10
40,589.34
+654.27
暗号資産
FISCO BTC Index
7/27 11:06:13
10,425,535
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

期初の益出し売りなどが膨らみ2週間ぶりに4万円の大台割れ【クロージング】

2024/4/1 16:25 FISCO
*16:25JST 期初の益出し売りなどが膨らみ2週間ぶりに4万円の大台割れ【クロージング】 1日の日経平均は大幅反落。566.35円安の39803.09円(出来高概算18億9000万株)と3月18日以来、約2週間ぶりに4万円の大台を割り込んで取引を終えた。米国の個人消費支出(PCE)物価統計伸び鈍化や中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)の改善を背景に買い先行で始まり、取引開始直後には40697.22円まで上昇した。ただ、新年度入りに伴い、国内機関投資家などから利益確定売りが次第に増えたほか、市場参加者が少ないことも買い見送りムードにつながり、日経平均はマイナスに転じ、後場取引開始直後には39706.45円まで水準を切り下げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300を超え、全体の8割を占めた。セクター別では、ゴム製品を除く32業種が下落し、石油石炭、証券商品先物、その他金融、輸送用機器、銀行の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、オムロン<6645>、SMC<6273>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。 3月29日に発表された2月の米PCE物価コア指数は前年同月比2.8%上昇となり、1月の2.9%上昇から伸びが鈍化し、インフレが鈍化傾向に入りつつあるとの見方が広がった。また、31日に発表の3月の中国製造業PMIは50.8となり、6カ月ぶりに好不況の分岐点である50を上回った。米経済の軟着陸期待や中国の景況感改善を背景に日本株には買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。しかし、新年度に入ったことから機関投資家のポートフォリオの見直しに伴う益出しの売りが次第に増えたとの声が多く、買い一巡後は売りが優勢となり、日経平均の下げ幅は一時600円を超える場面があった。 売りが優勢の展開となったとはいえ、米国市場が3連休だったことで取引参加者が減少しているなか、機関投資家の利食いの影響が目立つ格好とみられる。何か悪材料があった訳ではないとの見方が大勢だ。また、取引開始前に発表された3月の日銀全国企業短期経済観測調査(短観)も大企業製造業の業況判断DIは4期ぶりに悪化したが、これまでに伝わっていた内容通りで相場の方向性を決定づけるほどの材料ではなかったとの受け止めが多い。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
6,304
7/26 15:00
+74(%)
時価総額 12,760,071百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6273 東証プライム
71,090
7/26 15:00
+1,080(%)
時価総額 4,789,262百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6367 東証プライム
21,900
7/26 15:00
+215(%)
時価総額 6,419,197百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
5,293
7/26 15:00
+10(%)
時価総額 1,091,655百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,097
7/26 15:00
+67(%)
時価総額 4,136,114百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
9,174
7/26 15:00
-191(%)
時価総額 15,806,380百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17