マーケット
5/10 15:15
38,229.11
+155.13
39,387.76
+331.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/10 16:17:14
9,855,049
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

一時39000円台を割り込むも押し目買い意欲強く下げ渋る【クロージング】

2024/2/29 16:05 FISCO
*16:05JST 一時39000円台を割り込むも押し目買い意欲強く下げ渋る【クロージング】 29日の日経平均は小幅続落。41.84円安の39166.19円(出来高概算23億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株が売られた流れを映して、売りが先行。日経平均は心理的な節目の39000円台を割り込んで始まり、その後、38876.81円まで下げ幅を広げた。また、円相場が1ドル=149円台へと円高に振れたことも相場の重荷になった。一方、株価水準の切り下がりで押し目を拾う動きも意識され、39000円水準で買い意欲の強さが窺えた。ただし、米国では今夜、1月の個人消費支出(PCE)物価統計の発表を控えて、全般は模様眺めムードの強い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が900を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、海運、小売、鉱業、銀行、保険など16業種が上昇。一方、電気ガス、鉄鋼、非鉄金属、医薬品など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、7&iHD<3382>、トヨタ<7203>、HOYA<7741>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 前日の米国市場では、主要株価指数は下落。東京市場も売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。また、高田創日銀審議委員がきょう、政府・日銀が掲げる2%の物価安定目標について「実現がようやく見通せる状況になってきた」などと述べたことが、政策修正に前向きな発言と受け止められ、円相場が1ドル=149円台へと円高が進んだことも、輸出関連株の一角には重しとなった。ただ、押し目狙いの買い意欲は強いほか、米系証券が「日本株ショートの構築は慎重に」と題するリポートを出したことが話題となり、後場に入ると、ソニーG<6758>やトヨタなど主力大型株などに海外勢の買いが入り、日経平均はプラスに転じる場面もあった。 注目される1月の米PCE統計はコア指数の動向に関心が集まっている。米消費者物価指数(CPI)に続いて高い伸びが確認されれば、米国の金融市場が大きく反応する可能性があるだけにその行方が注目されている。PCEが市場予想以上の強めの結果となれば、米国の利下げ開始時期のさらなる後づれに繋がり、株式市場も動揺しかねないだけに警戒が必要だろう。 《CS》
関連銘柄 9件
2,026.5
5/10 15:00
+12(%)
時価総額 5,389,124百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
6,936
5/10 15:00
-31(%)
時価総額 11,763,179百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
24,685
5/10 15:00
+1,860(%)
時価総額 7,235,519百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6758 東証プライム
11,710
5/10 15:00
-160(%)
時価総額 14,767,270百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,672
5/10 15:00
+44(%)
時価総額 4,716,604百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,425
5/10 15:00
-103(%)
時価総額 55,878,830百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7741 東証プライム
18,100
5/10 15:00
+50(%)
時価総額 6,535,476百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9984 東証プライム
7,877
5/10 15:00
+141(%)
時価総額 13,571,709百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10