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注目銘柄ダイジェスト(前場):あおぞら、7&iHD、アルプス物など

2024/2/29 11:45 FISCO
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):あおぞら、7&iHD、アルプス物など マネックスG<8698>:924円(+39円) 大幅続伸。前日にビットコインの価格が6万ドルの節目を上回り、2021年11月以来の6万ドル台乗せとなっている。2023年末比では4割高の水準に。ビットコインで運用するETFを通じてマネーが流入しているもよう。同社は暗号資産取引所運営のコインチェックを傘下に持っており、売買手数料の拡大につながるとの見方が優勢となっているようだ。同様にセレスなどにも買いが先行している。 7&iHD<3382>:2201.5円(+101.5円) 大幅反発。百貨店そごう・西武に続いて、祖業であるイトーヨーカ堂についても売却を含めた抜本的な改革の検討を始めていることがわかったと一部で報じられている。すでに売却先として、2つの投資ファンドが俎上に載せられているようだ。イトーヨーカ堂の資産がROA向上の足かせになっているとの見方も強い中、ポジティブな反応が優勢のようだ。なお、会社側では、報道の掲載内容の事実は全くないと否定している。 イビデン<4062>:6756円(-318円) 大幅続落。2031年満期ユーロ円建CB700億円の発行を発表している。転換価額は8983円、前日終値に対するアップ率は26.99%となっている。最大で発行済み株式数は5.58%の増加となり、潜在的な希薄化をマイナス視する動きが優勢となっている。半導体の高機能化が今後も見込まれる中、ICパッケージ基板の大型化・微細化・高多層化・3D化はますます進展する見込みとし、生産能力増強に向けた新棟建設などの設備投資資金に充当するようだ。 アルプス物<9055>:2363円 カ - ストップ高買い気配。46.7%の株式を所有する親会社のアルプスアルパインが、保有する全株式の売却手続きを進めていると、一部の外資系金融メディアが伝えている。1月には一次入札も実施済みとされているもよう。取得先企業による一段の株式買い増しなど、さらなる再編の流れを思惑視し、プレミアムを織り込む動きが先行しているようだ。 あおぞら<8304>:2748円(+237円) 大幅続伸。前日提出された大量保有報告書によると、旧村上ファンド系のアクティビストファンドであるシティインデックスイレブンスが、共同保有者と合わせ同社株を5.42%保有していることが明らかになっている。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」とされている。減配の発表で株価は直近急落しているが、あらためて配当政策の見直しにつながる可能性もあるとして材料視される展開に。 ALiNK<7077>:1429円(+45円) 一時ストップ高。27日に気象データ(天気・気温等)を活用したダイナミックプライシング事業を開始すると発表したことが改めて買い材料視されている。ダイナミックプライシングは、消費者の需要と供給を考慮して商品やサービスの価格を変動させる手法。レンタルスペース事業を事業譲受して実証実験を行う。譲受価額は0.14億円。駅近と駅遠のレンタルスペースが天気や気温差でどのような需要の変化を受けるかなどを分析するという。 RIZAP-G<2928>:493円(+16円) 反発。子会社のRIZAP(東京都新宿区)が運営するコンビニジム「chocoZAP」が今後展開する新サービスの内容と戦略の説明を目的とした発表会を3月28日に実施すると開示している。瀬戸健社長がプレゼンテーションを行う予定。同発表会では「これまでの常識を覆す全く新しいライフスタイルの提案を目指し、chocoZAPの新サービス、成長戦略及び今後の展望等について説明する」としている。 サイエンスアーツ<4412>:658円(+16円) 続伸。ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の680IDを能登半島地震への支援として自治体・消防・自衛隊などの災害対策関係機関へ無償提供したと発表している。現在、災害対策関係機関は被災現場の画像や映像情報等を共有しながら連携して対応に当たるため、高速データ通信を可能とする公共安全のためのネットワークを活用し、コミュニケーションツールとしてBuddycomを利用しているという。 《ST》
関連銘柄 8件
234
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 139,619百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4062 東証プライム
4,888
11/22 15:30
+125(%)
時価総額 688,529百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4412 東証グロース
572
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 3,842百万円
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を手掛ける。利用企業は900社超。24年4月から楽天モバイルが同製品の取り扱いを開始。広告強化で認知度向上図る。 記:2024/06/07
1,002
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 2,141百万円
日本気象協会と天気予報専門メディア「tenki.jp」を共同運営。ダイナミックプライシング事業、太陽光コンサルティング事業も手掛ける。無借金経営。「tenki.jp登山天気」はDL数が順調に伸びる。 記:2024/07/04
8304 東証プライム
2,464
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 344,440百万円
旧日本債券信用銀行。レバレッジドファイナンスや不動産ファイナンス、エクイティ投資、環境ファイナンス等を手掛ける。大和証券グループ本社と資本業務提携。国内外向け貸出は増加。総資産は7兆6000億円超。 記:2024/07/01
8698 東証プライム
1,052
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 271,360百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9055 東証プライム
5,780
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 205,196百万円
電子部品物流事業を主力とする総合物流企業。成形材料や包装資材の販売等を行う商品販売事業、消費物流事業も展開。電子部品物流事業は新規顧客への拡販に注力。ロジスティードによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/07