マーケット
7/26 15:15
37,667.41
-202.10
40,589.34
+654.27
暗号資産
FISCO BTC Index
7/27 14:51:31
10,460,055
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均、初の39000円台乗せ【クロージング】

2024/2/22 16:19 FISCO
*16:19JST 日経平均、初の39000円台乗せ【クロージング】 22日の日経平均は4日ぶりに大幅反発。836.52円高の39098.68円(出来高概算17億6000万株)と史上初めて39000円台に乗せて取引を終えた。米画像半導体大手エヌビディアの好決算を受けて、半導体関連株などグロース株中心に買われ、日経平均は前場中盤には38924.88円まで上昇し、1989年12月に記録した終値での史上最高値(38915.87円)を34年ぶりに突破した。その後は、高値警戒感から伸び悩む場面もあったものの、日本株の先高期待は根強く、海外勢の先物買いや時間外取引での米国株価指数先物も堅調に推移していることもあり、後場取引開始直後には、39000円台を突破。大引けにかけては39156.97円まで上値を伸ばした。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、医薬品とサービスを除く31業種が上昇し、電気機器、輸送用機器、機械、石油石炭、鉱業の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調で、この4銘柄で日経平均を約550円超押し上げた。半面、中外薬<4519>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだったが、取引終了後に発表したエヌビディアの2023年11月-24年1月期の売上高、24年2-4月期の売上高見通し、いずれも市場予想を上回る結果となった。これを受け、時間外取引でエヌビディア株が一時10%超上昇。東京市場でも半導体関連など生成AI(人工知能)関連株などを中心に値を上げる銘柄が目立った。 エヌビディアの好決算が刺激材料となり、日経平均は史上初めて39000円台に乗せた。関係者からは「39000円乗せは通過点に過ぎず、まだまだ上値余地は大きい」と見る向きが多い。また、相場の柱がこれまでの半導体関連株に加え、輸送用機器や電気機器、機械といった日本を代表する企業にも買い気が波及し、昨年来高値を更新する銘柄が増えるなど、日本企業への評価が高まっている証拠と言えるだろう。目先的には短期急騰の反動から調整局面もあるだろうが、来週も半導体関連などグローバルに活躍している製造業を中心に堅調な展開が予想される。 《CS》
関連銘柄 7件
4503 東証プライム
1,689
7/26 15:00
+25(%)
時価総額 3,100,754百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4519 東証プライム
6,264
7/26 15:00
+238(%)
時価総額 10,517,619百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,505
7/26 15:00
-203(%)
時価総額 4,217,760百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
27,625
7/26 15:00
-1,385(%)
時価総額 13,028,862百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,513
7/26 15:00
-41(%)
時価総額 10,398,764百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,174
7/26 15:00
-191(%)
時価総額 15,806,380百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17